インクカートリッジ不要のZero Ink Printing技術を採用

 キヤノンから、スマートフォン用の小型フォトプリンター「iNSPiC PV-123」が9月6日に発売される。価格はオープンで、想定市場価格は¥15,880前後となる。

 iNSPiC PV-123は、同社の国内向け製品としては新規カテゴリーとなるもので、普及の進むスマホと組み合わせて、手軽にフォトプリントを楽しむことを提案している。

 ちなみに、サブブランドのiNSPiC(インスピック)は、インスタント・ピクチャー・インスピレイションを組み合わせた造語となる。

 製品としては、5インチクラスのスマホを一回り小さくしたほどのサイズで、Bluetoothでスマホと接続し、撮った写真をその場でプリントできる。寸法は長さ118.3×横82.4×高さ18.7mm/160g。バッテリーを内蔵しているので持ち運びもラクラク行なえ、フル充電で約20枚のプリントが可能だ。

 プリント用の専用アプリ「Canon Mini Print」は、発売日の9月6日に公開される予定。撮った写真をアプリ上で加工することもできる。対応OSは、iOS9.0以降、Android4.4以降となる。

 フォトペーパーは専用品で、プリントに必要なインクはペーパー内に充填されており(カートリッジ不要)、チェキ感覚で楽しめる。裏面がシールになっているので、好きなところに貼り付けられる。プリント時間は、1枚でおよそ50秒だ。

 なお、フォトペーパーは、20枚パック(¥900前後)と50枚パック(¥2,150前後)の2種類が用意される。

キヤノン
https://canon.jp/

キヤノンのスマホ向けミニフォトプリンター「iNSPiC PV-123」。9月6日発売で、価格は¥15,800前後

プリントされた用紙は、手前のスリット部分が出てくる

フォトペーパーのパッケージ。20枚パックと50枚パックの2種類を用意する

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