5年ぶりの大特集で中・高級スピーカーの“今”が分かる!

 オーディオシステム構築における、永遠のテーマの一つが、スピーカーシステム(以下スピーカー)選びだろう。そんなスピーカー選びの一助としていただくべく、本日6月4日発売の季刊『Stereo Sound』207号では、大特集「ベストバイ・スピーカー49モデル一斉試聴テスト」を掲載している。

 本特集は、昨年12月発売の『Stereo Sound』205号掲載の「ベストバイ・コンポーネント」でペア40万円以上、600万円以下クラスに選定されたスピーカー約90機種から、編集部が選りすぐった49機種を一斉に試聴するという一大企画。2013年6月発売の187号以来、5年ぶりの一斉試聴テストだけに、待ち望んでいた方も多いのではないだろうか。

 今回のテストでは、価格帯別に3つのグループに分け、それぞれ2名ずつ、合計6名の評論家に評価してもらった。さらに、評価方法にも趣向を凝らし、6名それぞれが独自に6項目の評価軸を設定し、10段階で評価している。例えば、「音場感」「エネルギー感」......とした方がいれば、「聴感上のS/N感」「スムーズ感」......とした方もいる。各評論家が何を重視してスピーカーの音をチェックしているのかが明確になるとともに、読んだ方にとっても相対比較しやすいのが特徴となっている。

画像: Part2(ペア144万円~ペア280万円)の試聴を行なう傅 信幸さん(右)と三浦孝仁さん(左)。真剣勝負だけに、表情にも緊迫感が漂う

Part2(ペア144万円~ペア280万円)の試聴を行なう傅 信幸さん(右)と三浦孝仁さん(左)。真剣勝負だけに、表情にも緊迫感が漂う

画像: Part2の試聴に使った機材。写真右はSACD/CDプレーヤーで、アキュフェーズ「DP950」(上)+「DC950」(下)。写真左は上がネットワークサーバーDELA「HA-N1ZS20/2」。中央と下はネットワークプレーヤーでそれぞれマージング・テクノロジーズの「NADAC Player」、「NADAC Power(電源部)」となる

Part2の試聴に使った機材。写真右はSACD/CDプレーヤーで、アキュフェーズ「DP950」(上)+「DC950」(下)。写真左は上がネットワークサーバーDELA「HA-N1ZS20/2」。中央と下はネットワークプレーヤーでそれぞれマージング・テクノロジーズの「NADAC Player」、「NADAC Power(電源部)」となる

【評価したスピーカーシステム】※価格は全て税別

**■Part1:¥420,000(ペア)~¥1,300,000(ペア)20モデル
●山本浩司(80万円以下11モデル)**
1)エラック「FS267」
2)マグネパン「MG0.7 Oval」
3)モニターオーディオ「Silver 500」
4)ディナウディオ「Special Forty」
5)テクニクス「SB-G90」
6)ファンダメンタル「RM10Z」
7)ハーベス「Super HL5 Plus」
8)B&W「702S2」
9)モニターオーディオ「PL100II」
10)ソナス・ファベール「Venere Signature」
11)タンノイ「Eaton」

●和田博巳(80万円超9モデル)
12)ピエガ「Coax 311」
13)B&W「805D3」
14)TAD「TAD-ME1-K」
15)ソニー「SS-AR2」
16)ダイヤトーン「DS4NB70」
17)タンノイ「Arden」
18)フランコ・セルブリン「Accordo」
19)KISOアコースティック「HB1」
20)ディナウディオ「Contour 60」

Part2:¥1,440,000(ペア)~¥2,800,000(ペア)17モデル
●傅 信幸
●三浦孝仁
1)JBL「4367WX」
2)マグネパン「MG3.7i」
3)マンガー「p1」
4)ヤマハ「NS5000」
5)フォステクス「G2000a(PB)」
6)フォーカル「Sopra No2」
7)モニターオーディオ「PL300II」
8)クアドラル「Aurum Montan 9」
9)オーシャンウェイ・オーディオ「Eureka」
10)TAD「TAD-CE1-KS」
11)KISOアコースティック「HB-X1」
12)タンノイ「Kensington/GR」
13)ソナス・ファベール「Guarneri Tradition」
14)クォード「ESL2812」
15)ピエガ「Coax 711」
16)マジコ「S1 Mk2」
17)ボーニック・オーディオ「W11 SE」

Part3:¥2,970,000(ペア)~¥5,980,000(ペア)12モデル
●小野寺 弘滋
●柳沢 功力
1)KEF「Blade Two」
2)B&W「802D3」
3)ソナス・ファベール「Amati Tradition」
4)JBL「Project K2 S9900」
5)フォーカル「Scala Utopia Evo」
6)フランコ・セルブリン「Ktêma」
7)B&W「800D3」
8)KISOアコースティック「HB-G1」
9)マジコ「S3 Mk2」
10)アヴァロン「Indra Diamond」
11)ソナス・ファベール「IL Cremonese」
12)YGアコースティクス「Hailey 1.2」

【評価したスピーカーシステム】※価格は全て税別
■Part1:¥420,000(ペア)~¥1,300,000(ペア)20モデル
●山本浩司(80万円以下11モデル)
1)エラック「FS267」
2)マグネパン「MG0.7 Oval」
3)モニターオーディオ「Silver 500」
4)ディナウディオ「Special Forty」
5)テクニクス「SB-G90」
6)ファンダメンタル「RM10Z」
7)ハーベス「Super HL5 Plus」
8)B&W「702S2」
9)モニターオーディオ「PL100II」
10)ソナス・ファベール「Venere Signature」
11)タンノイ「Eaton」
●和田博巳(80万円超9モデル)
12)ピエガ「Coax 311」
13)B&W「805D3」
14)TAD「TAD-ME1-K」
15)ソニー「SS-AR2」
16)ダイヤトーン「DS4NB70」
17)タンノイ「Arden」
18)フランコ・セルブリン「Accordo」
19)KISOアコースティック「HB1」
20)ディナウディオ「Contour 60」
Part2:¥1,440,000(ペア)~¥2,800,000(ペア)17モデル
●傅 信幸
●三浦孝仁
1)JBL「4367WX」
2)マグネパン「MG3.7i」
3)マンガー「p1」
4)ヤマハ「NS5000」
5)フォステクス「G2000a(PB)」
6)フォーカル「Sopra No2」
7)モニターオーディオ「PL300II」
8)クアドラル「Aurum Montan 9」
9)オーシャンウェイ・オーディオ「Eureka」
10)TAD「TAD-CE1-KS」
11)KISOアコースティック「HB-X1」
12)タンノイ「Kensington/GR」
13)ソナス・ファベール「Guarneri Tradition」
14)クォード「ESL2812」
15)ピエガ「Coax 711」
16)マジコ「S1 Mk2」
17)ボーニック・オーディオ「W11 SE」
Part3:¥2,970,000(ペア)~¥5,980,000(ペア)12モデル
●小野寺 弘滋
●柳沢 功力
1)KEF「Blade Two」
2)B&W「802D3」
3)ソナス・ファベール「Amati Tradition」
4)JBL「Project K2 S9900」
5)フォーカル「Scala Utopia Evo」
6)フランコ・セルブリン「Ktêma」
7)B&W「800D3」
8)KISOアコースティック「HB-G1」
9)マジコ「S3 Mk2」
10)アヴァロン「Indra Diamond」
11)ソナス・ファベール「IL Cremonese」
12)YGアコースティクス「Hailey 1.2」

画像: 試聴期間中、スピーカーが一堂に運ばれてくるため、ステレオサウンド社のエントランスと通路はスピーカーでいっぱいになる

試聴期間中、スピーカーが一堂に運ばれてくるため、ステレオサウンド社のエントランスと通路はスピーカーでいっぱいになる

画像: 試聴室の隣にある倉庫には、試聴を待つスピーカーがずらり

試聴室の隣にある倉庫には、試聴を待つスピーカーがずらり

画像: 取材を終えると、スタッフがスピーカーを1本ずつ丁寧に運搬して入れ替える

取材を終えると、スタッフがスピーカーを1本ずつ丁寧に運搬して入れ替える

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