【HiVi夏のベストバイ2023】スピーカー部門（1）〈ペア10万円未満[税込11万円未満]〉

多種多様なブランドから様々な製品が選考されるのが、本部門。今回は前回冬のベストバイからの変化が比較的少なかったが、部門4のエラックVela BS404と部門7のソナス・ファベールAmati G5が初登場でベストワンを獲得したのがトピック。いずれも老舗ブランドからデビューした新製品で、各ブランドの持ち味を活かした魅力機だ

第1位：イクリプス TD307MK3

¥66,000（ペア）税込

卵型スピーカーのTD307の第3世代。6.5cmフルレンジユニットの素材が紙からグラスファイバーへと変更されている。微小信号の再現性が非常に高く、空間感もとてもいい。抜けがクリアーで、細部まで明瞭だ。音場内の音の放射の軌跡が目で見えるよう。音楽がまるで生体的に呼吸しているかのような生々しさだ（麻倉）

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第2位：モニターオーディオ Bronze 50-6G

¥80,300（ペア）税込

コストパフォーマンスに優れたスピーカーブランドという名を欲しいままにしてきたモニターオーディオのエントリー機。C-CAM振動板による14cm径ウーファーと25mm径Goldドームトゥイーターの搭載。高い音楽性とオーディオ的な再生能力を両立している（土方）

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第2位：エラック DBR62

¥99,000（ペア）税込

エラックのエントリーライン、Debutシリーズの小型ブックシェルフ。ウォルナット模様のエンクロージャーは8.2kgとズシリと重く、剛性の高さが実感できる。そのサウンドは躍動感に富んで、晴れやか。引き締まった低音も躊躇なく吹き上がる様子も好ましい（藤原）

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