【HiVi冬のベストバイ2020】パワーアンプ部門（3）〈100万円以上〉

第1位：ソウリューション 311

￥1,850,000＋税

比較的コンパクトなアナログパワーアンプだが、大型スピーカーをも楽々ドライブする駆動力の高さに感服。秘密はスイッチング電源による電源部の小型化にあり、4基のスイッチング電源回路はすべて独立したメタルハウジングに収納して放射ノイズを遮断。さらに40,000μFを超えるフィルターコンデンサーを4基搭載して、大規模な出力電圧と出力電流を完全安定化している。スピード感と力感が両立したフレッシュなサウンド。（和田）

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第2位：オクターブ　RE320

￥1,530,000＋税

独オクターブのステレオパワーアンプのトップエンドモデル。プレート損失の大きいビーム管KT150をプッシュプル動作させて130W＋130Wのハイパワーをひねり出す。しなやかな低音と味わいの濃いミッドレンジに管球アンプらしい魅力がうかがえるが、低能率でインピーダンス変動の大きな現代スピーカーを気持ちよく駆動するドライバビリティの高さが最大の魅力。（山本）

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第3位：ストームオーディオ　PA 16 MK2

¥1,300,000＋税（6ch）

ストームオーディオのコントロールAVセンター、ISP MK2シリーズとの組合せを想定した16ch仕様のパワーアンプだ。1chあたり200W（8Ω）の出力、20kHzまでの帯域を確保し、勢いのある吹き上がりのいいサウンドを楽しませる。ブリッジ駆動にも対応できる8chモデルPA 8 MK2 ULTRAもラインナップしている。（藤原）

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第4位：リン　KLIMAX TWIN/d

￥1,200,000＋税

吟味された素材から、精密削り出し加工された筐体が特徴的なパワーアンプだ。アンプの場合、小型化を進めると、響きの質感が荒っぽくなったり、空間の拡がりが窮屈に感じられたり、音への影響が懸念されるが、このモデルにはそうした心配はない。そのサウンドは実に艶っぽく、しなやか。大型スピーカーを余裕で鳴らしきる駆動力は見事。（藤原）

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第5位：トリノフ・オーディオ　Amplitude8

￥2,400,000＋税（8ch）

D級増幅、アナログ電源のデュアル4chパワーアンプ。入力はバランス接続専用だが、同社のAVプロセッサーに対してはDB25ケーブルも使える。出力表示がほぼ同等の弟モデル8Mもあるけれど、内容は価格相応にまったく別の設計。低インピーダンス負荷の駆動力がかなりちがうので、ハイエンドユーズなら当機8がお勧めだ。（高津）

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