【HiVi冬のベストバイ2020】プロジェクター部門（1）〈40万円未満〉

プロジェクター部門での話題は、JVCの「V」シリーズがHDR映像の再生を最適化する「Theater Optimizer」を搭載したこと。それが評価につながり、同シリーズが上位を独占した。いっぽう、ソニーからは待望の新モデルが発表されたが、評価が間に合わず上位には入らず。本ランキングでは流通在庫のみであるものの、旧モデルも紹介している

第1位：エプソン EH-TW8400W

オープン価格（実勢価格33万円前後）

透過型液晶パネル搭載のホームシアター用プロジェクターとして孤軍奮闘状態なのがエプソン。その現行のトップエンドモデルがこれだ。前作TW8300W比で光出力を増したことによる輝度レンジのゆとり、ガンマカーブや色温度設定の完成度の高さからくる洗練味を増した画像品位。4K/60p、18Gbps信号に対応して4K自然動画の品位も向上。電動投映レンズは左右上下シフト幅、またズーム比2.1倍は投影距離の幅が広くて実用的だ。「Ｗ」型はワイヤレス使用が可能。（吉田）

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第2位：エプソン　EH-LS500

オープン価格（実勢価格30万円前後）

エプソンの家庭向け超短焦点プロジェクター。壁際に置いて簡単に100インチ超の大画面を実現できるのは大きな魅力。プロジェクターを身近にしてくれる注目のモデルだ。ファブリックを採用したフロントカバーなど、デザインのよさもさることながら、動画サービスを利用するためのAndroid TV端末も付属するなど、本体だけで楽しめる機能も充実。（鳥居）

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第2位：JVC　LX-NZ3

オープン価格（実勢価格36万2000円前後）

レーザー光源を採用し、DMDパネルで4K映像を再現するDLPプロジェクター。オールガラスレンズを搭載し高画質化に取り組んでいるほか、オートトーンマッピング機能を加えてHDRのコンテンツを最適なダイナミックレンジで楽しめる。ローライト側の表現力と色抜けのよさが特徴だ。DLPながら、広めのレンズシフト機能を装備した扱いやすいモデルである。（潮）

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第4位：ソニー　VPL-HW60

オープン価格（実勢価格35万円前後）

ソニー独自の反射型液晶パネルSXRDを用いたフルHDプロジェクター。同価格帯の3LCD透過型液晶タイプと比べると、まろやかな画調でコントラスト表現に無理がなく、じつにスムーズ。映画系画質モードのモニターライクな画質も頼もしく、洗練された品位の高いデザインも好ましい。ブルーレイ愛好家にはうってつけの存在。（山本）

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