画像: PROSOUND 2022年12月号は、11月17日発売! パルテノン多摩、サウンド・シティ tutumu、avexR studio、新宿ANTIKNOCK、東京2020オリンピック公式映画など、PROSOUNDならではの記事が満載です!

PROSOUND SPECIAL
サウンド・シティ tutumu
Dolby Atmos と 360 Reality Audio の両規格に対応
妥協なく仕上げられたハイ・レベルなイマーシブ・スタジオ

前身の“飛行船スタジオ”の時代を含めると、60年以上の歴史を持つ老舗のポスト・プロダクション・カンパニー、『サウンド・シティ』。同社は今年8月、東京・麻布台の本館内に、『tutumu(つつむ)』という名前のイマーシブ・スタジオをオープンさせた。音響設計・施工は日本音響エンジニアリングが担当し、PMCの新型スタジオ・モニターを“9.2.5.3ch”の構成で導入することで、Dolby Atmosと360 Reality Audioの両フォーマットに対応した新スタジオ『tutumu』。そこで本誌では、イマーシブ・スタジオ開設の狙いと音響設計、そして導入機材について、関係者の皆さんに話を伺ってみることにした。

プロサウンド的“設備”検分録
パルテノン多摩
公共ホールでのスピーカー露出設置の好例と新しい親子室の考え方

京王線、小田急線、多摩モノレール線が乗り入れる多摩センター駅から暫く歩くと正面に特徴的な大階段を持つ建物が現れます。東京都多摩市のシンボル施設として昭和62年に開館したパルテノン多摩。このたび施設全体に渡って大規模改修工事が行なわれ2022年7月にリニューアルオープンしました。
多摩ニュータウン及び多摩センターの中心的な存在である、この施設はどのような改修工事が行なわれたのでしょうか。大ホールと小ホールの音響設備を中心に見聞していきます。

PROSOUND SPECIAL
avexR studio
これからの時代のコンテンツ制作を見据えた
録音にも対応する多目的イマーシブ・スタジオ

日本を代表するレコード会社、エイベックス・エンタテインメントは先頃、東京都内中心部に新スタジオ『avexR studio』を開設した。エイベックス関連のスタジオとしては『prime sound studio form』が有名だが、『avexR studio』は『prime sound studio form』とは別系統のスタジオであり、Dolby Atmos対応のMAルーム、映像編集ルーム、モーション・キャプチャー・ルームといった施設のほか、エイベックス・クリエイティヴ・ファクトリーが使用するプロジェクト・スタジオやトラック・メイキング・ルームといった施設を擁する。そこで本誌ではオープン間もない『avexR studio』にお邪魔し、新スタジオ開設の狙いとMAルームのシステムについて話を伺ってみることにした。

LIVEHOUSE REPORT
老舗ライブハウス新宿「ANTIKNOCK」の
スピーカー入れ替えプロジェクト!

1985年のオープン以来、パンク/ハードコアの聖地として知られる新宿「ANTIKNOCK」。GAUZE(ガーゼ)をはじめとするレジェンドバンド、1990年代以降はBRAHMAN(ブラフマン)、氣志團、HAWAIIAN6などオーバーグラウンドアーティストの他、当店の真骨頂とも言えるハードコアではNUMB(ナム)などのアンダーグラウンドアーティストが、さらに近年ではWANIMAなどの人気バンドが巣立った国内でも有数の歴史を誇るライブハウスだ。そんな当店に今春、「Martin Audio」の新しいラインアップとなる「TORUS」が国内初導入された。「多ジャンル」や「小型化」、「システムの安定化」をキーワードに敢行されたスピーカー入れ替えについて、店舗を運営する「Hardaway Corporation」、設計・施工を手掛けた「エンター・サンドマン」、機材の輸入代理店「オーディオブレインズ」の各氏にお集まりいただき、それぞれの立場から今回のプロジェクトを振り返っていただいた。

FILM SOUND PRODUCTION
東京2020オリンピック公式映画の音響制作
アンビソニックス・マイクロフォンが活躍

コロナ禍で行われた無観客での東京2020オリンピック。その中で制作された公式映画『東京2020オリンピック SIDE:A/ SIDE:B』。東京2020オリンピックでの競技数は33競技339種目。その公式映画の音響収録を担当された技術スタッフは、カメラマン(カメラマイク)を含めて延べ100人。その競技を記録した収録データも膨大な量で、音声データ(48kHz/24bit)だけで、なんと5.8TBにも及ぶ。コロナ禍における様々な制約の中で、膨大な収録とミックスはどのように行われたのだろうか。

STUDIO ENGINEERING
イマーシブオーディオ制作のすすめ
第7回 3Dオーディオ制作の本質

前々号において、チャンネルベースでミックスしようというテーマで書いたが、質問が絶えない。また、オブジェクトベースのみで制作された素材を聴く機会もあったので、もう一度オブジェクトベース、チャンネルベースについて振り返りたい。

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