画像: PROSOUND 2021年6月号は、5月18日発売!  新コンセプトのライブ配信スタジオ「BLACKBOX³」、アドベンチャーワールドのマルチチャンネル配信、360 Reality Audioの3Dオーディオ制作、冨田勲の最新作、そしてプロサウンドならではの情報も満載!

PROSOUND SPECIAL
BLACKBOX³
新宿御苑にオープンした新コンセプトのライブ配信スタジオ

東京・新宿御苑に大変ユニークなスタジオ『BLACKBOX³(ブラックボックス)』がオープンした。
このスタジオは、流行のライブ配信や映像収録に対応した、まったく新しいコンセプトのスタジオ。メイン・スタジオには大型のLEDパネルが4面に設置され、5台の4Kカメラなどの最新鋭の機材によって、ハイ・レベルな映像表現が可能な空間になっている。
音響面は、配信卓にはAvid VENUE | S6Lが導入され、レコーディング用にPro Tools | HDX & Pro Tools | MTRX なども常設。
ライブ・スペースでもレコーディング・スタジオでも配信スタジオでもない、これまで存在しなかったタイプのスタジオ。そこで関係者の皆さんにそのコンセプトと常設のシステムについて伺った。

プロサウンド的“設備”検分録
南紀白浜アドベンチャーワールド
BGMコントロールの新しい試み

アドベンチャーワールドは昨年、BGMをDanteでマルチチャンネルで配信し、パーク内各所でiPadでコントロールできるようにするなど、音響設備を改修した。
改修されたBGM設備は各エリアごとの雰囲気にマッチした曲が流され、しかも時間帯により曲想もアレンジされ、パーク内のどのエリアからでもすべての音量やON/OFF等がワイヤレスで制御可能になった。
この最新技術を詳しく紹介。

3D Audio Production Report
Sony 360 Reality Audioの3Dオーディオ制作

360 Reality Audioの制作ツールをSonyの技術陣にインタビュー。
また、360 Reality Audioの3Dオーディオの制作を手掛けられた高田英男氏と深田晃氏にインタビュー。
360 Reality Audioの最新の3Dオーディオ制作の全貌を網羅したレポート。

Recording Report
冨田勲・源氏物語幻想交響絵巻(2014改訂版)
Orchestra recording version

冨田勲先生立ち会いのもとに残された最後の作品となる、冨田勲・源氏物語幻想交響絵巻(2014改訂版)Orchestra recording versionが5月5日にリリースされた。
これは、2015年4月3日に、藤岡幸夫指揮・関西フィルハーモニー管弦楽団による関西初演演奏会(大阪・住友生命いずみホール)で収録された「源氏物語幻想交響絵巻」。
冨田先生は翌年、交響曲『ドクター・コッペリウス』の作曲途中に帰らぬ人となってしまったので、まさに「源氏物語幻想交響絵巻」は冨田先生立ち会いのもとに残された最後の作品となる。
この作品が2chステレオや5.1chサラウンドだけでなく、7.1.4ch Dolby Atmosや11.1ch AURO-3Dで再現された。どのように制作されたのだろうか。

PROSOUND FEATURE
「ON AIR 大久保スタジオ」が
レコーディングとPAの連携でリニューアルオープン!

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、惜しまれながら2020年6月に閉館したプロ向けリハーサルスタジオの「ON AIR大久保スタジオ」。しかしその後、Cygames(サイゲームス)という新たな経営陣の参入により見事復活を遂げた。リニューアルに際して、同社と業務提携を結んだのはレコーディングスタジオの「青葉台スタジオ」で、さらに老舗PAカンパニーとして知られる「アコースティック」の協力も得て、今年4月から再スタートを切っている。レコスタとPA会社の知見によって、新しい「ON AIR大久保スタジオ」はどのように生まれ変わったのか。「青葉台スタジオ」の浦本雅史氏と吉井雅之氏、そして「アコースティック」の佐々木幸生氏に伺った。

PROSOUND最前線
イマーシブオーディオ制作ツール最前線
AURO-3D Creative Tools Suite

イマーシブオーディオに関して、制作・伝送・再生のエコシステムをサポートする複数の汎用プラットフォームが普及しつつあり、それぞれ専用の制作ツールも用意されています。
AURO-3Dでは、その制作ツールであるCreative Tools Suiteの最新版バージョン3.0を最近リリースしました。このCreative Tools Suiteは、バージョン3.0になって、無料ダウンロードによる試用が可能となりました。Pro Toolsを利用されている読者であれば、この原稿を見ながら、ご自身でその機能を試していただけることになった。
そこで、AURO-3Dを展開するAuro TechnologiesのCTO(Chief Technology Officer)であるBert Van Daele氏にその詳細を伺った。

お詫びと訂正

5月18日発売『プロサウンド6月号』(Vol.223)の記事におきまして、次の誤りがございました。
●92〜97ページ『NEW CONTENTS CREATOIN』の記事におきまして、96ページ左列の1行目
誤:その他ZOOM「古賀さんのノートPCで、
正:その他、古賀さんのノートPCで、
読者の皆様ならびに関係各位にご迷惑をおかけしましたことをお詫びすると共に、ここに訂正させていただきます。
プロサウンド編集部

 

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