画像: PROSOUND 2020年12月号は、11月18日発売! 顔の見える試聴会:ポータブルPAシステム編、イマーシブオーディオ10年の軌跡と今後の展望、SAPPORO CITY JAZZ、そしてプロサウンドならではの情報が満載!

PROSOUND LAB
顔の見える試聴会〜face to face vol.8
ポータブルPAシステム編

「顔の見える試聴会&座談会」の8回目へやっと漕ぎ着けることができた。正確には第7回目のパート2となる。
前回パート1の開催は2020年1月30日、コラム型のスピーカーシステムを3機種聴いている。その後、同じタイプのスピーカーを続ける予定だったが、ほどなくしてコロナウイルスの感染は拡大を続け、以降身動きが取れなくなってしまった。今回の開催までに3度開催をトライアルしているが、いずれも何らかの事情で壁が立ち、あきらめざるを得なかった。そして2020年10月8日、各方面の協力も受け、ようやく開催の運びとなった。

PROSOUND最前線
イマーシブオーディオ10年の軌跡と今後の展望

2010年10月に日本で開催されたAES 40th International Conference on Spatial Audio : Sense the Sound of Space は、イマーシブオーディオがプロオーディオ業界で広まってきた歴史のマイルストーンだったという話をよく聞きます。
そこで、ちょうどその開催から10年を経た今、過去10年でイマーシブオーディオがどう発展してきたのか、そして今後どこに向かおうとしているのかを、このコンファレンスに参加し今も最前線で活躍されている国内外のキーパーソンに訊きました。

FLEXIBLE SOUND FIELD
SAPPORO CITY JAZZ THEATER JAZZ LIVE 2020

これまで長くステレオイメージでサウンド再生を行なってきたSRシーン。LeftとRightという2基のスピーカーシステムで観客を両側から挾み込む手法だが、同時にこれでは演目表現ができない場合があることも取り沙汰されてきた。例えば演劇系やアコースティック色の強い音楽ジャンルなどだ。拡声は必要だが、視覚とシンクロする音場を構築したい現場である。その厚い壁にひとつの解答を与えたのがd&b audiotechnik が提案する「Soundscape」。スピーカーシステムを複数用いる多チャンネル方式だが、これら一式を包括的に管理し、まるで絵を描くような自在さで音源位置の制御が容易に行なえる電子ツールだ。
今回取材に訪れたのは北海道札幌市にある「札幌文化芸術劇場 hitaru」。ここで2020年10月2日から7日まで1週間にわたり開催された「SAPPORO CITY JAZZ THEATER JAZZ LIVE 2020」(SAPPORO CITY JAZZ)で、「Soundscape」システムが導入されていた。

PROSOUND SPECIAL TALK
深田 晃 × オノ セイゲン
音・音楽の現在:3Dイマーシブから音楽制作全般を俯瞰する(後編)

深田 晃氏とオノ セイゲン氏のビッグ対談の後編。深田 晃氏は、日本のレコーディング・エンジニアの第一人者のひとりであり、このたび、ザ・レコーディング・アカデミーのメンバーにもなられた。
今回、お二人に、音・音楽の現在:3Dイマーシブから音楽制作全般を俯瞰していただいた。

PROSOUND SEMINAR
音響技術者のための映像入門 第7回

連載『音響技術者のための映像入門』では、映像オペレートに必要な基礎知識を分かりやすく解説しています。
第7回目となる今回は、滋賀県を拠点に様々なイベントのプロデュース/音響/映像演出を手がける、匠サウンドのライブ配信事例を紹介します。

STUDIO ENGINEERING
Pyramix VADとRavennネットワークによるDolby Atmos Musicレンダリング

ここでは映画やビデオといった大規模なDolby Atmosではなく、11.1CH以内のDolby AtmosMusicをHome Studioベースで行いたいアーティストや個人向けにDolby Atmosレンダリングの実際を紹介します。

PROSOUND EUROPE
3D Audioプロダクション・レポート Part 3
Emil Berliner Studios

2020年2月に欧州で行った3D Audio制作の研究取材の中から、前号ではオランダのポリヒムニア・インターナショナルの制作事例をお伝えしたが、今号ではベルリンのエミール・ベルリナー・スタジオに焦点を当てレポートしたい。
2020年2月21日、ベルリンのエミール・ベルリナー・スタジオを訪ね、同スタジオのマネージングディレクターでトーンマイスターのライナー・マイヤール氏に3D Audio制作についてのインタビューを行った。本スタジオでは、2018年にDolby Atmos 9.1.4のスピーカー配置による制作環境を整え、現在Amazon Music HDで配信されているドイツ・グラモフォンのDolby Atmosによる3D音源の制作を行ってきている。今号では、それらが実際にどのように行われているかを、氏へのインタビューと共にレポートする。

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