「AVB」(Audio Video Bridging)とは、IEEE(米国電気電子技術者協会)により策定された「Ethernet経由で映像や音楽を伝送するための規格」で、その高い利便性と拡張性で期待されているオーディオ・ネットワーク技術です。

AVB インフォメーション:https://synthax.jp/avb-information.html

「Digiface AVB」は、AVB に対応したRME初のオーディオ・インターフェイスで、最大256チャンネルものオーディオ・データを取り扱い、コンピューターとAVBネットワークの橋渡しを行うとのこと。

 また、TotalMix FXとAVDECCコントローラー・ソフトウェアを用いて自由にミキシング/ルーティングが行える。

 更に、AVB デバイス間とそれらのマネージメントにおける互換性が保証されるプロトコル「MILAN」にも対応。筐体にはヘッドフォン出力も備え、ヘッドフォンによるモニタリング以外にもライン出力として活用することもできる。

 付属するAVDECC コントローラー・ソフトウェアを使用することで、ネットワーク上のすべてのAVB デバイスを検出し、入出力ストリームの管理やモニタリングを行なうことも可能となっている。

 

画像1: シンタックスジャパンより、次世代ネットワーク・オーディオの本命とされる「AVB」に対応したオーディオ・インターフェイス、RME「Digiface AVB」を10月15日から発売。価格は¥132,000
画像2: シンタックスジャパンより、次世代ネットワーク・オーディオの本命とされる「AVB」に対応したオーディオ・インターフェイス、RME「Digiface AVB」を10月15日から発売。価格は¥132,000

主な機能
• WDM、ASIO 対応RME MADIface ドライバーが複数機器の接続をサポート
• AVB による48 kHz 24bit 128 チャンネルの録音/ 再生、128 チャンネルI/O
• AVB による96 kHz 24bit 64 チャンネルの録音/ 再生、128チャンネルI/O
• AVB による192 kHz 24bit 32 チャンネルの録音/ 再生、60 チャンネルI/O
• バッファー・サイズ/ レイテンシー設定:32~8192 サンプルから選択可能
• 100 Mbit/s 対応Gigabit イーサネット・ポート搭載
• 送出ネットワーク・レイテンシーを設定可能:0.3125ms~2ms
• クロック・モード: スレーブ、マスター
• TotalMix: レイテンシーの無いサブミックスと完璧なASIOダイレクト・モニタリング
• TotalMix: 内部処理46 ビットの4096チャンネル・ミキサー
• サブミックス出力も可能な独立アナログ/ ライン・ヘッドフォン出力
• DIGICheck DSP: ハードウェア・ベースのレベル・メーター、Peak/RMS 計測
• USB エラー解析)
• 既存のAVB機器への高い互換性:MILAN 対応
• IEEE 802.1 BA 準拠 AVB スタック
• IEEE 1722 AVTP / 1722.1 AVDECC 準拠

入出力
• 256 チャンネル:128 入力/128 出力
• 16 入力ストリーム/16 出力ストリーム
• Gigabit イーサネット(IEEE 802.3 準拠)
• ヘッドフォン出力
• ワード・クロック入出力 x1
• USB 3.0 接続
• 外部電源が不要動作環境
• Windows 7 / macOS Sierra 以上
• USB 2.0 または3.0 端子 x 1
• Intel Core i3 以上のCPU を搭載したコンピューター

※ AVB ネットワークを構築するためにはAVB に対応するスイッチング・ハブが必要です。

価格
オープン・プライス ( 想定市場価格132,000 円(税込))

 

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