去る7月31日から8月1日の日程で、福岡市博多区の福岡国際センターにおいて、九州地方最大の映像・音響・照明・通信の業務用機器展、『九州放送機器展 2019』が開催された(主催:一般社団法人 日本ポストプロダクション協会)。
今年は天候にも恵まれ、2日間で2,676名の来場者を記録した『九州放送機器展 2019』。ここでは音響関連機器を出展していた各社の注目製品を紹介する。ちなみに来年は、引き続き福岡国際センターにおいて、2020年6月17日〜18日の日程で開催される。
タムラ製作所
音声処理ネットワーク“TR-NET” を採用したデジタル・コンソール「NT」シリーズのコンパクト・モデル「NT660」
ティアック
4K 対応のライブ・ストリーミング用エンコーダー/デコーダー「VS-R265」を参考出品
ディーエスピージャパン
「Merging Technologies」の新製品「Anubis」。デスクトップ型の高性能オーディオIF /モニター・コントローラー
日本音響エンジニアリング
コンソール・トップで使用できる「日本音響エンジニアリング」オリジナルのニアフィールド・モニター・システム「NESmini」
日本テックトラスト
6ch 入力(マイク3 系統+ライン3 系統)の業務用コンパクト・ミキサー「Sound Devies 633」
ノイトリック
「opticalCON」が採用された新しい光ファイバー接続ソリューション、「opticalCON DRAGONFLY」
ヒビノ/ヒビノインターサウンド
話題の「Shure」の新製品「TWIN:PLEX」。超小型無指向性ラベリア/ヘッドセット・マイクロホン
ヒビノ/ヒビノインターサウンド
「Calrec」のラジオ放送用デジタル・ミキシング・コンソール「Type R」。柔軟にシステムが組めるモジュラー式を採用
ビーテック/ベステックオーディオ
「KLARKTEKNIK」のワイヤレス・ストリーミング・システム「AIR LINK」。写真は2.4GHz に対応した「DW 20R」というモデル
ボーズ
新製品「ArenaMatch」。「RoomMatch/ShowMatch」の音質を受け継ぎ、競技場などの屋外施設に最適化された設備用スピーカー
メディア・インテグレーション
「Waves」のSoundGrid サーバーの新製品「Mobile Server」。小型筐体で可搬性に優れる。約12万円という低価格も魅力
ヤマキ電気
以前本誌でも開発者インタビュー記事を掲載したVU メーター・ソフトウェア「TabVU」。Windows のタブレットPC に対応
ヤマハ
自由にUI をデザインして各種機器のリモート・コントローラーとして使用できるiPad/Windows 用アプリ「ProVisionaire」シリーズ
Luminex Japan
ベルギーの業務用伝送機器メーカー「Luminex」。写真の「GigaCore」シリーズは映像/音声用のEthernet 伝送ソリューション
ローランド
今号でも大きく取り扱っているAV ミキサーの新しいフラッグシップ・モデル「VR-50HD MK II」。音質が大幅に向上した