パイオニア(Pioneer)から、カロッツェリア(carrozzeria)のAVナビゲーション上級機「サイバーナビ」2020年モデルが11月に発売される。

画像: カロッツェリア2020年サイバーナビネットワークスティック同梱モデル。左上からAVIC-CQ911-DC、AVIC-CL911-DC、AVIC-CW911-DC、AVIC-CZ911-DC。

カロッツェリア2020年サイバーナビネットワークスティック同梱モデル。左上からAVIC-CQ911-DC、AVIC-CL911-DC、AVIC-CW911-DC、AVIC-CZ911-DC。

AVIC-CQ911-DC オープン価格(想定市場価格¥210,000前後)
9V型HD/TV/DVD/CD/Bluetooth/USB/SD/チューナー一体型メモリーナビゲーション、ネットワークスティック同梱
AVIC-CQ911   オープン価格(想定市場価格¥190,000前後)
9V型HD/TV/DVD/CD/Bluetooth/USB/SD/チューナー一体型メモリーナビゲーション
AVIC-CL911-DC オープン価格(想定市場価格¥190,000前後)
8V型HD/TV/DVD/CD/Bluetooth/USB/SD/チューナー一体型メモリーナビゲーション、ネットワークスティック同梱
AVIC-CL911   オープン価格(想定市場価格¥170,000前後)
8V型HD/TV/DVD/CD/Bluetooth/USB/SD/チューナー一体型メモリーナビゲーション
AVIC-CW911-DC オープン価格(想定市場価格¥170,000前後)
7V型HD/TV/DVD/CD/Bluetooth/USB/SD/チューナー一体型ワイド2DINメモリーナビゲーション、ネットワークスティック同梱
AVIC-CW911   オープン価格(想定市場価格¥150,000前後)
7V型HD/TV/DVD/CD/Bluetooth/USB/SD/チューナー一体型ワイド2DINメモリーナビゲーション
AVIC-CZ911-DC オープン価格(想定市場価格¥170,000前後)
7V型HD/TV/DVD/CD/Bluetooth/USB/SD/チューナー一体型2DINメモリーナビゲーション、ネットワークスティック同梱
AVIC-CZ911   オープン価格(想定市場価格¥150,000前後)
7V型HD/TV/DVD/CD/Bluetooth/USB/SD/チューナー一体型ワイド2DINメモリーナビゲーション

 ラインナップは9V型画面のCQ、8V型画面のCL、7V型画面ワイド2DINのCW、7V型画面2DINのCZとなり、それぞれネットワークスティックがセットとなったDCパッケージが用意される。2020年モデルサイバーナビを示す共通ナンバーは911である。

 2019年モデルで話題を集めたdocomo in Car Connectは本年モデルでも健在で、クルマのオンライン化をエンターテインメント機能とともにアップグレードすることができる。911となって進化したポイントとしては、「レコーダーアクセス」機能の対応機器メーカーが増えたところ。従来の対応機器に加え、「ひかりTV対応チューナー」と「ひかりTV for docomo対応チューナー」が活用できるようになった。同社の車載用Wi-Fiルーターの登場で、楽ナビやディスプレイオーディオタイプのメインユニットでもオンライン活用がやりやすくなったが、「レコーダーアクセス」機能はサイバーナビだけの装備となるため、最上位AVナビのエンターテインメント能力は頭ひとつ突出した魅力といえるだろう。

画像: ネットワークスティックがサイバーナビをインターネットに接続することで、車内をWi-Fiスポット化することが可能。

ネットワークスティックがサイバーナビをインターネットに接続することで、車内をWi-Fiスポット化することが可能。

画像: サイバーナビ本体に装備されるHDMI端子およびUSB端子ヲ活用することで、アマゾンのFire TV Stickといったストリーミングメディアプレーヤーを活用することができる。

サイバーナビ本体に装備されるHDMI端子およびUSB端子ヲ活用することで、アマゾンのFire TV Stickといったストリーミングメディアプレーヤーを活用することができる。

画像: ウェブブラウザ機能を備えるサイバーナビでは、YouTubeの動画再生も可能。操作フィールは、PCやスマホで馴染んだ動作で楽しむことができるのも嬉しい。

ウェブブラウザ機能を備えるサイバーナビでは、YouTubeの動画再生も可能。操作フィールは、PCやスマホで馴染んだ動作で楽しむことができるのも嬉しい。

画像: DIXIM PLAY for carrozzeriaにより、自宅のBDレコーダーで録画した映像コンテンツなどをサイバーナビで試聴することができる。

DIXIM PLAY for carrozzeriaにより、自宅のBDレコーダーで録画した映像コンテンツなどをサイバーナビで試聴することができる。

 各モデルとも、ディスプレイはHDパネルを搭載し高解像度ハイビジョン映像に対応する。音質面では、MP3、WMA、AAC、ALAC、WAV、FLAC、DSDといったデジタルファイル再生に対応。PCMファイルならば96kHz/24bitまでをネイティブ再生し、192kHz/24bitファイルも変換再生する。DSDファイルは最大5.6MHzまでをサポートしている。加えて、従来機でも好評なマスターサウンドリバイブを搭載するため、CD音源や圧縮音源をはじめすべての音源についてハイレゾに迫る音質での再生を可能としているとのこと。

 さらに高性能DSPによるデジタル調整機能では演算時の音質劣化を徹底して排除、BB製32ビットアドバンスドセグメント型DACや、サウンドマスタークロック、JRC社製JFET入力型オペアンプ、カスタム高性能電子ボリュウムといった高音質を狙った回路素子を投入するなど、ハイクオリティな音楽再生のための設計に抜かりはない。

 なお、DSPの調整については、同社の「カロッツェリアExpert Tuningチーム」が監修した「車種専用エキスパートチューニングデータ」もオプションで用意されており、以下の車種についてデータを格納したSDメモリーが¥7,000(税別)で購入可能だ。
トヨタ:C-HR/アルファード/ヴェルファイア/ヴォクシー/ノア/エスクァイア/シエンタ/タンク/ルーミー/ハリアー/プリウス/プリウスPHV/ランドクルーザープラド
日産:セレナ
ホンダ:N-BOX/ヴェゼル/ステップワゴン/フリード
スバル:ジャスティ/レヴォーグ
ダイハツ:トール
スズキ:ジムニー/スイフト/スイフトスポーツ
年式および装備など詳細は下記リンク販売サイトにてご確認いただきたい。

 ドライブレコーダー連携機能も充実しており、録画画像をサイバーナビ本体で見返すこともできる。12月に発売予定の2カメラドライブレコーダーユニットVREC-DS800DC(オープン価格、想定市場価格:税別¥40,000前後)にも対応する。

■問合せ先
パイオニアカスタマーサポートセンター
電話番号:0120-944-111(固定電話から/フリーダイヤル:無料)
     0570-037-600(携帯電話から/ナビダイヤル:有料)
受付時間:月曜~金曜・10:00~17:00(土日祝日および休業日をのぞく)
メール:ウェブサイトメールフォーム

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