SOULNOTEは、SFORZATOとSOULNOTEが共同開発したUSSプロトコルを採用した「3シリーズ」の新製品を11月に発売する。
●ネットワークトランスポート:Z-3 ver.2 ¥1,650,000(税込)、Z-3X(USS専用バージョン) ¥1,650,000(税込)
●ミュージックサーバー:R-3 ¥2,090,000(税込)
※本体カラーはプレミアム・ブラック、プレミアム・シルバー

USSプロトコルは、LANケーブルで高品質なデジタル音声信号を送るための新しい規格(通信方式)とのこと。音の良し悪しは「データの正確さ」だけでなく、「音を再生するタイミング(時間軸)の正確さ」によって大きく変化する。これまでのノイズ対策(ノイズフィルターなど)は、ノイズを減らせる一方で、どうしても音の発生するタイミングに微小なズレ(時間の揺れ)を生じさせてしまい、音の鮮度感が失われるという問題があった。
USSプロトコルでは根本からノイズを出さないことを目指し、機器同士が信号をやり取りする際の無駄な処理(仕事量)を限界まで減らすことでノイズを低減、究極のデジタルサウンドを実現する。

「Z-3 Ver.2」
Z-3 ver.2/Z-3Xは、従来モデルの「Z-3」と同様にNAS等からの信号をLAN(SFPコネクターを使用)、またはUSB経由で入力し、それを独自のZERO LINKやUSBでD/Aコンバーターに送り出すものだ。ちなみにUSSプロトコルは、R-3等のUSSアウトプット機器か、USS ASIOドライバーをインストールしたWindows PCを、Z-3 ver.2/Z-3Xと同じネットワーク環境に接続することで使えるようになる。
両機の違いは、Z-3 Ver.2がソフトウェア変更によりUSS、RAAT、DLNA、UPnPに対応したモデルで、Z-3XはLAN端子をUSSに特化することでより高音質を追求した仕様とのこと。なお既にZ-3を愛用している方に向けて、Z-3 ver.2/Z-3X へのバージョンアップも実施する。価格は¥484,000(税込)で、購入した販売店に相談すればいい。

「R-3」
ミュージックサーバーのR-3は、1Tバイトの内蔵SSDに楽曲を保存可能。CPU、OS、マザーボードは試聴により徹底的に選び抜かれたデバイスを採用し、さらにCPUの仕事量を極限まで減らして音を最適化する、SOULNOTEユーザーオプティマイザーアプリも開発、搭載している。最適化は、最初の起動時のアプリ使用承諾後に自動的に行われ、その後は電源を切っても最適化された状態がキープされるそうだ。またR-3では音質を最優先するために、モニター、マウス、キーボードなどの機能を停止している。そのため楽曲のコピーは、本アプリで行うことになる。
その他、ミュージックサーバーとして世界初となる無帰還ディスクリートリニア電源を搭載した。無帰還レギュレーターの出力には「A-2 ver.2」用のヒート シンク、精密にペアリングされたトランジスターが使用されている。
「Z-3 Ver.2」「Z-3X」の主なスペック

「Z-3 Ver.2」のリアパネル。搭載される端子の構成は「Z-3X」と共通
●接続端子:SFP、RJ45、USB Type-A、ZERO LINK
●対応フォーマット:PCM=最大768kHz(AIFF、WAV、FLAC、Apple Lossless、mp3、AAC)、16/24/32ビット、DSD=最大22.6MHz(dsf、diff)
●消費電力:30W
●寸法/質量:W454×H174×D393mm/約20kg
「R-3」の主なスペック

●内蔵ストレージ:1TバイトSSD
●接続端子:RJ45、USB Type-A
●消費電力:120W
●寸法/質量:W454×H174×D393mm/約22kg


