フジヤエービック主催「春のヘッドフォン祭 2026」が4月25日にステーションコンファレンス東京の5F〜6Fで開催された。通算で40回目となる今回は、160を超えるブランドが出展、多くのポータブルオーディオファンが足を運んでいた。ここでは、ニュース制作スタッフが気になった製品をピックアップして紹介します。(Webマーケティング)

 毎回の「ヘッドフォン祭」で必ずといっていいほど多くの新製品をラインナップしているエミライは、今回も605Aルームに気になるモデルをずらりと展示していた。その数は20を超え、中には世界初公開が3機種含まれている。以下でその中の注目モデルを紹介したい。

画像1: 【春のヘッドフォン祭 2026 リポート03】エミライブースには、今回も20機種以上の新製品がずらりと並ぶ。FIIO、Snowsky、Ferrum Audioの各種製品が充実

 写真奥、FIIOのSnowskyシリーズ新製品「ECHO」(グローバルでの予価70ドル、今春発売予定)は、アルミ筐体と高品位DACを採用したポータブルDAP。DACチップにはシーラスロジックのCS43198をデュアルで搭載し、最大で192kHz/24ビットのPCMとDSD256の再生に対応している。3.5mmアンバランスと4.4mmバランス出力を備えており、様々なイヤホン/ヘッドホンとの組み合わせも可能。内蔵メモリーは8Gバイトで、楽曲はmicroSDカードに保存する仕組み。

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 写真手前、FIIOのSnowskyシリーズの手のひらサイズポータブルDAP「ECHO NANO」(グローバルプライス49.99ドル、発売時期未定)も日本初公開された。筐体にはメタルを採用し、ヘッドホン出力は3.5mmアンバランスを搭載している。DACチップはシーラスロジックCS43131で、こちらも楽曲はmicroSDカードから再生する。

 さらに写真奥、FIIOのFMラジオ「RR13」(予価54.99ドル、発売時期未定)も本邦初公開とのこと。レトロなデザインを採用した小型ポータブルモデルながら、5磁石を使ったステレオスピーカーやSi4831チューナーチップを搭載するなど、品質にもこだわったものづくりがなされている。ヘッドホン出力端子も搭載済。

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 FIIOのオンイヤータイプBluetoothヘッドホン「EH11」(市場予想価格¥7,920前後、税込)は、4月24日に発売されている。本体質量92gという軽量設計ながら、高品質コーデックのLDACにも対応済で、2台同時接続のマルチポイント機能も搭載する。5色の本体カラーを備え、日常使いのアイテムとしても活躍するだろう。

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 SnowskyのIEMも初登場。写真左から「OAK NANO」(グローバルプライス450ドル、発売時期未定)、「FH3 LUMI」(予価129.99ドル、発売時期未定)で、OAK NANOは13.8mmベリリウム合金のドーム型ドライバーを、純チタン製エンクロージャーに格納した同ブランドのフラッグシップモデルとのこと。FH3 LUMIはダイナミック型+BAドライバー✕2の3ドライバー構成を採用し、レトロ指向のボーカル重視チューニングが施されている。

 写真右端は、FIIOのBluetoothイヤホンアンプ「UTWS17」(グローバルプライス199.99ドル、発売時期未定)で、お気に入りのイヤホンをワイヤレス化できる人気の高いアイテム最新版となる。DACチップにはAKMのAK4333を採用し、LDAC、aptX Lossless、LHDCV5といった高品質Bluetoothコーデックにも対応している。イヤホンコネクターはMMCX/2 pinタイプ。

画像5: 【春のヘッドフォン祭 2026 リポート03】エミライブースには、今回も20機種以上の新製品がずらりと並ぶ。FIIO、Snowsky、Ferrum Audioの各種製品が充実

 FIIOのポータブルUSB DAC/アンプ「QX11」(予価150ドル、発売時期未定、写真左)は、ESSのDACチップES9069を採用し、出力端子には4.4mmバランスと3.5mmアンバランスも備える。専用チューニングを施したゲーミングサウンドエフェクト機能も搭載しており、ゲームミングモードとハイファイモードの切り替えで様々なソースを楽しめる多機能モデルとのこと。

 写真右はiFiオーディオのUSBドングルDAC「GO link 2」(グローバルプライス60ドル、今春発売予定)で、こちらは小型スティックタイプながらESS Saber DACチップを搭載し、最大384kHz/32ビットのPCMとDSD256が再生できる。前モデルの「GO link」からお値段もよりお手頃になりそうな点にも期待したい。

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 FIIO「R7 R2R」(グローバルプライス650ドル、発売時期未定)デスクトッププレーヤーも本邦初公開。ストリーミング再生からUSB DAC、ヘッドホンアンプなどの多くの機能を満載したモデルだ。もちろんR2RディスクリートDAC搭載なので、自然で密度の濃いサウンドを楽しませてくれる。

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 上からFIIOのDACアンプ内蔵ストリーマー「AIR AMP」(予価300ドル、発売時期未定)、ヘッドホンアンプ「CLASS A」(グローバルプライス300ドル、発売時期未定)、D/Aコンバーター「WARMER R2R」(グローバルプライス349.99ドル、発売時期未定)。

 AIR AMPはストリーミングサービスの再生も可能なプリメインアンプで、さらにUSB/光・同軸デジタルから様々なソースの再生にも対応する。本体もハーフサイズの薄型デザインで、置き場所にも困らないだろう。

 CLASS Aはアナログ入力専用の純A級ヘッドホンアンプで、1800mW@32Ωという駆動力を備えているので、ハイインピーダンスヘッドホンとの組み合わせにも使用可能だ。

 下段のWARMER R2Rは、同社が開発した4ウェイフルバランスR2RディスクリートDAC回路と真空管バッファーを搭載した単体D/Aコンバーター。USB入力からは最大で384kHz/32ビットのPCMとDSD256の再生に対応する。写真のシルバーの他にブラックカラーもラインナップしているので、CLASS Aとの組み合わせにもぴったりだ。

 なお写真では、各製品をFIIOのオーディオラック「Modular Racking」(価格未定、今春〜初夏の発売予定)に載せている。ハーフサイズのコンポーネントを美しく収納できる製品で、支柱、天板ともフルメタル構造を採用する。

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 上段の「Darkside PRO」(グローバルプライス150ドル、発売時期未定)は、12V/15V用のリニア電源。75Wトロイダルトランスを内蔵し、同ブランドのK13シリーズやAIR AMPなどの、“見せる強化電源”としての活用も期待できる。

 下段はDAC内蔵ヘッドホンアンプ「K17 R2R」(グローバルプライス900ドル、発売時期未定)で、自社開発5+24ビットR2R PRO抵抗アレイを搭載した。

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 Ferrum Audioも新製品としてネットワークストリーミングトランスポート「BROEN」(グローバルプライス1995ドル、発売時期未定、写真上)を本邦初公開した。Volumioプラットフォームを搭載し、各種ストリーミングサービスの再生に加えて光・同軸デジタルやI2S(HDMI)入力からのデジタル再生も可能だ。

画像10: 【春のヘッドフォン祭 2026 リポート03】エミライブースには、今回も20機種以上の新製品がずらりと並ぶ。FIIO、Snowsky、Ferrum Audioの各種製品が充実
画像11: 【春のヘッドフォン祭 2026 リポート03】エミライブースには、今回も20機種以上の新製品がずらりと並ぶ。FIIO、Snowsky、Ferrum Audioの各種製品が充実

 Aurenderのネットワークプレーヤー「A30」(¥3,410,000、税込)の試聴も可能だった。A30は、あらゆるデジタル音源のハブとなる理想的なメディアセンターとして開発されたモデルで、CDリッピングから音源ファイルの管理・再生まで高品位にこなしてくれる。

 会場では高性能スイッチングハブ「NH10」(¥726,000、税込)と組み合わせたデモが行われていた。NH10は6系統のRJ45と2系統のSFPコネクターを備え、RJ45は2重と7重の絶縁フィルター違いも準備する。それぞれの音の違いを確認し、好みに応じて使い分けて欲しいとのことだ。

画像12: 【春のヘッドフォン祭 2026 リポート03】エミライブースには、今回も20機種以上の新製品がずらりと並ぶ。FIIO、Snowsky、Ferrum Audioの各種製品が充実

 エミライ独自ブランドemの完全ワイヤレスイヤホン「NEXIEM」にLimitedエディションも追加される。「NEXIEM Limited」(予価¥20,000、近日クラウドファンディングを開始予定)は、イヤホン内部で発生する定在波・反射波を吸収し、全周波数帯域で安定した特性を維持するETL(Embedded Transmission Line)を新たに搭載。さらに現役のプロエンジニアが音質設計を担当、エンジニアファーストでの音作りが行われているそうだ。

 もうひとつ「NEXIEM Linear」(価格、発売時期未定、写真右)は、フルレンジMEMSドライバーの音の良さを追求した商品企画だ。MEMSドライバーが持つ音楽鑑賞用として優れた品質を引き出すことでどれほどの体験ができるかを追求していくという。

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