シャープは、2月5日(木)〜18日(水)の期間に、東京・名古屋・大阪の三都市で法人ユーザー向けの総合提案会「SHARP BUSINESS FORUM 2026」を開催している。
「現場を支えるシャープのスマートビジネスを体験〜DXやAIで生み出す独創解の導入事例〜」をテーマに、「NEXT Solution」「スマートオフィス」「スマートリテール」「スマートロジスティクス」「サイネージソリューション」の5つのゾーンで、独自の技術と発想で働く環境や業務プロセスを革新する製品・サービスを紹介している。今回は東京会場にお邪魔し、それらの展示を拝見した。

「AI接客支援ソリューション」
NEXT Solutionでは、文字だけでなく文書の意味を分析・抽出し効率的なナレッジを構築できる、独自技術を活用した「AI接客支援ソリューション」を展示。家電量販店をイメージした空間の中央に置かれた液晶ディスプレイにアバターを展示、来店したお客さんに対してAIが様々な対応を行う様子が紹介されていた。

「透過型XRグラス dynaEdge XR1」
ダイナブックからは、「透過型XRグラス dynaEdge XR1」も展示された。昨年発売された製品で、グラスを装着した瞬間に情報空間が目の前に広がり、手軽にコンピューティングサポートが受けられる点がユーザーに好評という。物流現場のピッキング作業などでは、アプリの操作性に加え、両手が使えることもメリットだそうだ。会場でXR1をかけてみたが、以前の試作モデルの印象と比べて情報表示の明るさや、文字の視認性も大きく改善されていることが確認できた。

モバイルノートPCのダイナブックも並ぶ
「スマートオフィス」は、UTM(統合脅威管理)機能搭載サーバーをオプション化した複合機や、独自のエッジ AI技術で議事録作成を支援する「eAssistant Minutes」など、セキュアな環境の実現に貢献し多様化する働き方を支援する製品を展示。ここではモバイルノートPCのダイナブックの最新モデルも並んでいた。

自動搬送ロボットのデモ
続いて「スマートロジスティクス」では、自動搬送ロボットを中心に、パレットハンドリングロボットなどのデモを実施。目的や規模など現場によって異なる課題にあわせて省人化・自動化を支援する幅広いソリューションが提案されていた。

108インチLEDディスプレイ。2K解像度を備え、明るさも充分

LEDモジュールは簡単に交換可能とのこと
最後の「サイネージソリューション」で注目したのが、COBフリップチップ方式を採用し、耐久性に優れたLEDディスプレイだった。会場には108インチタイプが設置され、実際に小型LEDモジュールを交換する様子もデモされていた。ピッチサイズは1.2mmで、解像度はフルHDとのこと。他にも高輝度モデルや省電力モデルなど、様々な用途に対応できるLEDディスプレイが並んでいた。

4Kプロジェクターを2台使った、ブレンディング横長映像もあり
もうひとつ、プロジェクターの「ViewLight」シリーズも展示。今回はB to Bが中心とのことで、会議室用からラージベニュー、アミューズメントタイプまで、解像度や明るさ違いなどの様々なラインナップを揃えていた。
もうひとつ来場者の目をひいていたのが、壁面いっぱいの横長映像だった。こちらは映像ブレンディング技術を使って、複数のプロジェクターで投写した映像を自然になじませるもの。今回は2台の4Kプロジェクターを組みあせていたが、つなぎ目がまったく気にならない映像を実現できていた。
(取材・文・撮影:泉哲也)


