ゼンハイザーは、テレビやゲームの音声をより没入感たっぷりに楽しめるBluetoothトランスミッター「BTA1 TV Transmitter」(¥25,300、税込)と、ヘッドホンとのセット「RS 275」(¥49,280、税込)を2月17日に発売する。

画像: 写真手前がBluetoothトランスミッターの「BTA1 TV Transmitter」で、奥側がヘッドホンセットの「RS 275」

写真手前がBluetoothトランスミッターの「BTA1 TV Transmitter」で、奥側がヘッドホンセットの「RS 275」

 同社によると、グローバルでは毎日テレビを見る人は92%にのぼり、毎週20時間ほどは視聴しているそうだ。そこでは映像だけでなくサウンドでも迫力や没入感を求めているが、近年の薄型テレビはスピーカーのサイズや設置スペースの制約もあって、なかなかそこまでの音を楽しむことができないケースも多い。また音をしっかり聞きたいけれど、家族や近所に迷惑をかけたくないという配慮からボリュウムにも気を使っているそうだ。

 そこでゼンハイザーでは、オーディオブランドとしてこの問題を解決しなくてはならないと考え、テレビ視聴時のストレスを緩和するシステムとして、今回の2モデルを発売した。リビング環境で音に包まれつつ、コンテンツを独り占めできる提案ということになる。

画像: 「BTA1 TV Transmitter」写真左は入力切り替えで、右はサラウンドモードの選択ボタン

「BTA1 TV Transmitter」写真左は入力切り替えで、右はサラウンドモードの選択ボタン

画像: 左からアナログ/光デジタル用の3.5mmコネクター、ARC対応HDMI端子、電源用のUSB Type-Cが並ぶ

左からアナログ/光デジタル用の3.5mmコネクター、ARC対応HDMI端子、電源用のUSB Type-Cが並ぶ

 使い方としては、トランスミッターのBTA1 TV Transmitterにテレビやゲーム機の音声を入力し、ここでドルビーデジタル(5.1ch)やAAC(2ch)信号をデコード、さらにサラウンドモードの変換処理を加えてBluetoothでヘッドホン/イヤホンに送信する。

 BluetoothコーデックはLC3で、さらにAURACASTにも対応しているので、1台のBTA1 TV Transmitterで複数台(理論上は500台とも)のヘッドホンに信号を伝送してくれる。LC3とAURACASTの両方に対応したイヤホン/ヘッドホンはBTA1 TV Transmitterと接続できるので、既に対応製品をお持ちの方はそれらと組み合わせるのもいいだろう。

 サラウンドモードはオフ、バーチャルサラウンド、スピーチクラリティ、バーチャルサラウンド+スピーチクラリティの合計4種類が準備され、BTA1 TV Transmitter本体のスイッチで順番に切り替え可能だ。

画像: ヘッドホン部のHDR 275は、LC3とAURACASTにも対応する。本体には電源とボリュウムボタンのみ搭載

ヘッドホン部のHDR 275は、LC3とAURACASTにも対応する。本体には電源とボリュウムボタンのみ搭載

画像: 独自開発の32mmドライバーを搭載

独自開発の32mmドライバーを搭載

 バーチャルサラウンドは5.1chをミックスダウンするだけでなく、2ch音声もサラウンド風にアップミックスしてくれる。スピーチクラリティは同社が長年培ってきた知見が活かされており、音声と背景の音を自然に分離して声を聞きやすく再現できる機能という。

 また先述のようにコーデックにはLC3を使っているので、どのサラウンドモードを使った場合でも50msという低遅延を実現してくれる。これくらいの遅れなら映画やライブでもリップシンクのずれも気にならないし、多くのゲームでも使えるはずだ。

 BTA1 TV Transmitterの接続端子は、ARC対応HDMIとアナログ/光デジタル兼用3.5mmの2系統で、他に給電用のUSB Type-C、ヘッドホン充電用のUSB Type-Cというもの。テレビのスピーカーを使わない場合はHDMIで、テレビとヘッドホンの両方で音を聴きたいなら光デジタルでつなぐといいだろう。

画像: RS 275にはトランスミッターとヘッドホンの他に、USB-Cやアナログ/デジタルの各種ケーブル、ヘッドホンスタンドも同梱されている

RS 275にはトランスミッターとヘッドホンの他に、USB-Cやアナログ/デジタルの各種ケーブル、ヘッドホンスタンドも同梱されている

 同時発売されるRS 275は、BTA1 TV Transmitterとワイヤレスヘッドホンのセットだ。ヘッドホン部のHDR 275は同ブランドの「ACCENTUM Wireless」をベースにしたもので、自社開発の32mmトランスデューサーを搭載している。バッテリーは最大約50時間の使用が可能で、イヤーパッドはユーザー自身で交換できるとのことだ。

 なおHDR 275は、LC3以外にもSBC、AAC、aptX、aptX Adaptiveでの接続が可能なので、昼間の外出時にはスマホなどとつないで音楽を楽しみ、帰宅したらBTA1 TV Transmitterと接続してテレビや配信コンテンツを楽しむといったマルチな活用もできる。

 これまで、テレビの音をイヤホン/ヘッドホンで楽しむ方法はいくつも提案されてきた。しかしそれらのほとんどはテレビとヘッドホンが一対で、家族みんなで使うことはできなかった。今回のゼンハイザーの提案は最新技術を採用することで、それらの問題をスマートかつ高音質に解決している。多くの方に喜ばれる注目アイテムになりそうだ。

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