伊藤屋国際から、EarAcoustic Audio(イヤーアコースティックオーディオ)の新作有線イヤホン「GENESIS G318s」が、1月23日に発売される。価格は¥40,480(税込)。

GENESIS G318sは、“原音再現”という究極の目標を掲げ、 “単なる音の再生”に留まらず、楽器や人の声の微細な振動、残響の減衰、音の拡散と定位といった空間内で生じる物理現象を再構築し、まるで音楽の中心に身を置いたかのような“究極の空間体験”を創造することを目的に開発された製品。
ドライバーには、デュアル磁気回路・デュアルキャビティを採用したシングルダイナミック型を搭載。高密度ネオジム磁石を2セット採用し、1テスラを超える強力な磁束密度を生み出すことに成功。これによりドライバーの駆動効率と制御率を飛躍的に向上させ、電気信号の極めて微細な変化に瞬時に応答することを可能にした、とする。

音響キャビティは、前後で独立した構造となり、前方で開放的な音場を形成すると同時に、後方では特殊吸音素材によりノイズとなる余分な共振を徹底的に除去、クリアで歪みの少ない“圧倒的な没入感”を誘うサウンドを再現すると謳っている。
その振動板には、特性が大きく異なる素材を一つのダイアフラムに最適化して融合。ドームには極薄のチタン薄膜を採用し、その高い剛性により高域から超高域までの分割振動が効果的に抑制され、微細な倍音成分まで忠実に再現。サスペンションにはナノダイヤモンド粒子コーティング処理を施し、中低域のエネルギー損失を極限まで抑制。クリアで弾けるように力強い濁りのない低音とナチュラルな中音域を実現するようにまとめられている。この二つのパーツを独自の接着技術で接合することで、一つのダイアフラムとして完璧な一体動作を可能にしている。
同社では、“音質”において、正確性と風韻の両立こそが永遠の課題であることを深く理解しているそうで、GENESIS G318sでは、デュアルコア音響設計を採用。“アナログレコード・トラスト・チューニング”+“標準周波数特性カーブ”という二つのコアコンセプトに基づき、アナログレコード時代の音響の理性的な基準を極めて優れた形で再現しているという。
ダイアフラム・デュアル磁気回路・デュアルキャビティの位置関係と役割を精密に調整し、中音域に“アナログ高調波エンハンスメント技術”を搭載、アナログレコードプレーヤーにおける真空管アンプの温かみのある音色を再現しているそうだ。
さらに、音を形成するための重要な周波数帯域ではクラシックアナログフィルターの位相特性を参考にしており、人の声と楽器が前傾したステージ感を表現し、歌い手と音楽の間にある雰囲気の親密さを高めているそうだ。
そうして、「IEC 60318-4規格」の閉塞型イヤーシミュレータに基づく標準周波数特性カーブを厳格に遵守し、三つの周波数帯域のエネルギー分布が国際音響基準に最大限に適合することを保証しているとしている。
この設計により、アナログレコードの風韻を備えつつ、従来のアナログ機器に見られる周波数特性の不均衡という欠点を回避、同時にアナログレコードのクラシックなスタイル表現を可能にしているということだ。
温かみのある中音域、柔らかな高音域、伸びやかな低音域を備え、絶対的な正確性を追求するのではなく、極めて音楽性に富んだ周波数応答特性を持ち合わせ、長時間のリスニングでも疲れにくいチューニングを採用している。
ハウジングにもこだわりは反映されており、素材にはアルミニウム合金を採用し、5軸加工機による超精密な切削加工で成形。表面は繊細な手作業による研磨とメッキの着色を組み合わせた複雑な工程を幾度となく行ない、“隕石”を連想させるメタリックシルバーコーティングを施している。
付属ケーブルは、銀メッキ高純度OFCを採用した2Pin-4.4mmバランスケーブルの仕様。そのほか、外側にはマイクロファイバーソフトレザー、内側には極細繊維クロスを採用した大型イヤホンケースが付属。シリアルナンバーが刻印されたカードも付属する。
製品の主な仕様
ドライバー:8.30mm デュアル磁気回路・デュアルキャビティ シングルダイナミックドライバー
再生周波数帯域:20Hz~20kHz
インピーダンス:38Ω
感度:110dB
ハウジング素材:アルミニウム合金
ケーブル:高純度OFC銀メッキ
コネクター:2Pin
ケーブル長:約1.2m
プラグ:4.4mm
付属品:銀メッキ高純度OFCケーブル (2Pin-4.4mm) ×1、大型イヤホンケース ×1、イヤーピース (Sサイズ ×1 Mサイズ ×1 Lサイズ ×1)各サイズ2タイプ


