STAX（スタックス）は、静電型ヘッドホン「SR-009D」（￥385,000、税込）を、12月3日に発売する。高級ヘッドフォンの起源となったレジェンドモデルを復活、さらに着脱式ケーブルを採用することで使い勝手を向上させている。
STAX高級機の原点である「SR-009」（2011年発売）は、革新的な固定電極を採用した大型円形の発音ユニットを搭載し、長い間ハイエンドヘッドフォンブームの牽引役を担ってきた。新フラグシップ機の登場とともに、一旦生産完了となっていたが、今回、国内外の多くの声を受けて復活する。ボディカラー、ケーブル素材、専用収納ケースの変更に伴い、発売当時よりお求めやすい価格になっている。
そのSR-009では、ハイエンド機におけるキーテクノロジー、MLER（多層固定電極）を始めて搭載した。フォトエッチング加工を施した金属板を真空状態下で原子レベルで結合させる熱拡散結合技術により、新たな固定電極は平面性と低共振性、音波の高透過性を実現している。SR-009Dもこの技術を継承する。
またSR-009Dでは、近年のラインナップで標準装備となったリケーブル構造を採用。高品位ケーブルへの将来的な対応や、断線に対する容易なメンテナンスを可能とすることでイヤースピーカーの使い勝手を向上させている。
また今回、SR-009Dを購入して、同梱の保証登録請求ハガキにて保証書を請求した方に、保証書の返送とともに、上位グレードの交換用ケーブル （1.5m/6N OFC＋銀メッキ軟銅線）をプレゼントするキャンペーンを12月末日まで実施する。発売当時のSR-009 のサウンドが甦るお得なキャンペーンとのことだ。
