●コスモサウンド

コスモサウンドは今回も出展。恒例のコンパクトシステム「EX-B5」のデモを行ない、芳醇なサウンドを会場に響かせていた
●ユカイ光学

ユカイ光学では、指を口に入れると甘噛みしてくれる「甘噛みハムハム」が増殖。ミャクミャクモデルは人気を集めていた

これは何だろうと思ったら、カップのフチにひっかけて、口から風を出して、フーフーして、スープなどを冷ましてくれるロボット「猫舌ふーふー」。尻尾がスイッチになっている
●NHK放送技術研究所
技研の展示ブースでは、「ハイコネ」対応デバイスを用いてのデモを行なっていた。ハイコネとは「ハイブリッドキャスト・コネクト」の略で、その前段ハイブリッドキャストとは、テレビ放送とインターネット通信を連携させて、テレビやスマホに番組関連情報を表示するもの。ハイコネは、各デバイスの連携を強化するもので(だから、コネクト)、身の回りの各種IoTデバイスに表示される情報(放送・配信含む)を、簡単な操作でテレビに表示できるように、異なる通信規格に互換性を持たせるように変換(プロトコル変換)するものとなる。国内(のみ)での運用を目指したものになるようだ。

●NEC
NECブースでは、自前の認証技術やAIを活用したソリューションの展示を行なっていた。入ってすぐの目につくところにあったのは、NECが得意とする顔認証をより精緻に行なえるAIカメラ。ソニーセミコンとの協業にて、逆光など周囲の光の状態に左右されずに、しっかりと認証できるのが特徴。


大きさは名刺サイズほど

逆光でもきちんと顔認証ができていますよ、というデモ

運転シミュレーターと、NECの持つ映像認識AI、大規模言語モデルを掛け合わせて、自身の運転をAIが分析、安全運転へのアドバイスをしてくれるもの

分析結果
●TDK
TDKで目を惹いた「スピンフォトディテクタ」。これは何ぞやと思ったら、磁気テープでお御馴染み(懐かしい)の磁性体を垂直に配合すると、光に反応する、という特性を使って、近距離通信を電波ではなく、光で行なうための受信デバイスとなる。応答性がいいのが特徴になるそう。

「スピンフォトディテクタ」

磁性体をシリコンウエハーのように平面の円盤上に生成

そこから切り抜いたもの。左は1shot品。この中にセンサーは100個ぐらいあるそう。右はその中から一つを切り出したもの(肉眼では見にくいが)

ポルシェモータースポーツとの技術提携を締結したことを記念して、Eスポーツ用のガチの運転シミュレーターを展示。2ペダル式で、なかなかに操作は難物だった

▼CEATEC2025公式サイト


