ハイセンスから、116インチという超巨大サイズの4K液晶テレビ「116U9R」が発表された。価格は¥5,500,000(税込)で、既に申し込みを受け付けている。納期は現状では1ヵ月ほどだが、将来的にはもっと短い納期を実現したいとのことだ。

画像1: 日本最大サイズの液晶テレビ、ハイセンス「116U9R」の販売がスタート。Mini-KED XバックライトやHI-VIEW AIエンジンPROなど、高画質技術も満載し、日常を超える大画面を提供

 同社では様々なサイズのテレビをラインナップしており、液晶テレビでは100インチや85インチ、有機ELテレビでも98インチを揃えるなど、画面サイズの大型化をリードしている。そして今回、ハイセンス液晶テレビのトップシリーズである「U9R」に国内最大(世界最大級)となる116インチが追加されたことになる。

 ちなみに116インチ液晶テレビの場合、画面の横幅は2m55.5cm、高さが1m44cmになり、ラックに載せて設置すると画面上端が1m80cm前後で、ほぼ等身大の人物を映し出せることになる。例えばリビング等で2m20cmの距離で116U9Rを見た場合、中央に座っている人の視野角は60度になるそうだが、これは映画館の指定席のイメージ近いという。それだけ迫力があり、かつ没入感豊かに楽しめるということだ。

画像2: 日本最大サイズの液晶テレビ、ハイセンス「116U9R」の販売がスタート。Mini-KED XバックライトやHI-VIEW AIエンジンPROなど、高画質技術も満載し、日常を超える大画面を提供

 116U9Rのスペックとしては、まずバックライトにMini-LED Xを採用。発光効率を昨年モデル比で20%アップさせ、さらにLEDチップにレンズを取り付けて光を集約する(パワーフォーカスレンズ技術)ことで、従来モデルから光漏れ防止性能を最大150%向上し、高いコントラスト再現を可能にしている。

 搭載されたダイナミックXディスプレイは、バックライト、量子ドットダイナミックカラー層、4K倍速液晶パネル、広視野角シートPRO、ARコート低反射フィルムからなり、高い輝度と純度の高い色再現、広い視野角(上下・左右とも178度)といった特長を備えている。

画像3: 日本最大サイズの液晶テレビ、ハイセンス「116U9R」の販売がスタート。Mini-KED XバックライトやHI-VIEW AIエンジンPROなど、高画質技術も満載し、日常を超える大画面を提供
画像4: 日本最大サイズの液晶テレビ、ハイセンス「116U9R」の販売がスタート。Mini-KED XバックライトやHI-VIEW AIエンジンPROなど、高画質技術も満載し、日常を超える大画面を提供

 そのパネルを駆動する映像エンジンは、HI-VIEWAIエンジンPROを搭載する。TVS REGZAと共同開発した最新のAIエンジンを搭載したチップで、様々な側面で高精度な制御を行っている。例えば画質については「AIピクチャー」により、大画面で目につきやすくなる動きボケやフレームジャダー、バンディングノイズなどを抑えている。また地デジ等の2KコンテンツをAIを使って高品質な4K/HDR映像にアップコンバートする機能も受け持っている。

 HDR信号はHDR10、HLG,HFR10+、HDR10+ Adaptive、Dolby Vision、Dolby Vision IQに対応。ゲーム再生用としてVRR、ALLM、AMD FreeSync Premiumも再生可能だ。

画像5: 日本最大サイズの液晶テレビ、ハイセンス「116U9R」の販売がスタート。Mini-KED XバックライトやHI-VIEW AIエンジンPROなど、高画質技術も満載し、日常を超える大画面を提供

 音質面では、5.2.2システムを搭載。本体下側にフロントL/Rとセンター用に6つのフルレンジユニットを、さらに側面にワイドスピーカー、天面にトップスピーカーを各2基(L/R用)というもので、この他に背面上側に左右各2基、合計4基のサブウーファーも搭載している。

 イマーシブオーディオのドルビーアトモスに対応済で、前後左右や高さ情報を備えたサラウンド再生も楽しめる。さらにコンテンツの種類を解析して、最適なモードに自動的に切り換えてくれる「AIサウンド」も搭載しているので、2chのテレビ放送なども迫力ある音質で楽しめることだろう。

画像6: 日本最大サイズの液晶テレビ、ハイセンス「116U9R」の販売がスタート。Mini-KED XバックライトやHI-VIEW AIエンジンPROなど、高画質技術も満載し、日常を超える大画面を提供

 また近年重要な視聴ソースになっている動画配信については、独自開発のスマートシステムVIDAA OSを搭載。操作の快適さやレスポンスの良さが評価されているそうで、全世界で400を超えるブランドの製品に採用されているとのことだ。

 116U9Rも国内の主要サービスのアプリをプリインストールしており、手軽に気になるサービスを楽しめるという(別途契約は必要)。またリモコンには12 のサービスのダイレクト呼び出しボタンも搭載、電源オフの状態でもこれらのダイレクトボタンを押すだけでテレビが起動、各サービスのメニュー画面を表示してくれる。

画像: 大迫選手が、サッカーゴールに見立てた115U9R前に立って手を広げてくれた。大迫選手は身長188cmとのことでいかに画面サイズが大きいかがわかるだろう

大迫選手が、サッカーゴールに見立てた115U9R前に立って手を広げてくれた。大迫選手は身長188cmとのことでいかに画面サイズが大きいかがわかるだろう

 なおハイセンスはこれまでも様々なスポーツイベントのスポンサードを務めており、来年開催される「2026年FIFAワールドカップ」でも公式スポンサーとして、FIFA(国際サッカー連盟)とパートナーシップを締結している。

 それを踏まえて今回の発表会にはサンフレッチェ広島所属の大迫敬介選手とジャーメイン良選手がゲストとして登場、116U9Rの映像を目の当たりにした感想を話してくれた。

 ジャーメイン選手は自宅でハイセンスの85インチテレビを使っているおそうだが、実際に116インチの画面を見た感想として、「このサイズ感ながら画質も綺麗ですし、やっぱり85インチ以上に迫力があって、すごく圧倒されてします」と語っていた。大迫選手は、「画質がすごく綺麗で、それが一番印象に残っています。また音もすごく迫力があって綺麗でした」とのことだった。

This article is a sponsored article by
''.