TEAC(ティアック)は、自社製CDメカニズムを搭載したReference500シリーズのCDトランスポート「PD-507T」(¥220,000、税込)を9月27日に発売する。

本体カラーはブラックとシルバー
DAC(D/A コンバーター)を搭載せず、デジタル出力に特化したアイテムで、デジタル入力を装備した様々なオーディオシステムでCDの高音質再生を楽しめる。
ベースとなるCDトランスポート・メカニズムには、放送局で長年の実績を誇る「CD-5020A」を採用。堅牢で信頼性に優れたメカニズムをベースに、セミフローティングマウント構造やReference 500シリーズ専用の駆動回路を組み合わせることで、更なる高音質を実現した。10MHzの外部クロック入力にも対応し、マスタークロックジェネレーター「CG-10M-X」を接続して音質をアップグレードすることもできる。
さらに、使用しないデジタル出力をOFFにする機能を新たに追加。クロック用電源とデジタル出力用電源を分離するなど、電気回路やメカニカルコンストラクションの細部を再度チューニングして、更なる高音質化を実現している。

また、「UD-507」をはじめとする 507シリーズ共通のアンバーカラー(橙色)のフルドット有機ELディスプレイ、コントロール端子(12Vトリガーイン/スルーアウト)を採用し、システムとしての使いやすさも向上させている。
「PD-507T」の主な特長
●CD-5020Aをベースに、駆動回路やメカパーツにカスタマイズを施したCDメカニズム
●セミフローティングマウント・メカニズム
●電源にトロイダルコアトランスを採用
●CDメカニズム部はモーター用、ピックアップ用専用電源回路を搭載
●クロック用電源とデジタル出力用電源をセパレートし高音質化
●メカニカルコンストラクションと電気回路の細部を再チューニングし、さらなる高音質化を実現
●使用しないデジタルアウトをOFFにすることで高音質化(同軸/光のいずれかを選択可能)
●低位相雑音タイプの水晶発振器を搭載
●10MHzの外部クロック入力
●507シリーズ共通のアンバー色OLEDディスプレイ
●優れた定位感と、自然な響きを両立するStress-Less Foot
●音に開放感を与えるセミフローティング・トップパネル
●リモコン付属(RC-1338)

「PD-507T」の主なスペック
●再生可能ディスク:オーディオCD(CD-R/CD-RW対応)
●クロックシンク入力端子:BNC(10MHz/50Ω)
●デジタル音声出力:同軸デジタル×1、光デジタル×1
●消費電力:4W(待機時0.3W)
●寸法/質量:W290✕H84.5✕D248.8mm(突起部を含む)/4.0kg


