麗しのサブリナ【世界映画Hakken伝 from HiVi】

海外盤発売情報
米国盤『麗しのサブリナ』 2025年6月17日リリース

SABRINA - 4K UHD BLU-RAY with DOLBY VISION
4K DIGITAL RESTORATION

キーノ･ローバーから届いた4K UHD BLU-RAY『麗しのサブリナ』（1954）リリース･アナウンス。35mmオリジナルカメラネガからの最新4Kデジタルレストア／HDRグレード。HDRはHDR10とドルビービジョンHDRをサポートする。4Kマスターを使用したBLU-RAYを同梱。

世紀の彗星　オードリー待望の第二作！

富豪ララビー家のお抱え運転手トーマスの娘サブリナ（オードリー･ヘプバーン）は、邸の次男デヴィッド（ウィリアム･ホールデン）にほのかな想いを寄せていたが、トーマスは叶わぬ恋をあきらめさせようと、彼女をパリの料理学校へ送る。2年後、サブリナは洗練されて見違えるような女性となって帰国、デヴィッドはたちまち熱を上げる。財閥タイソン家の令嬢とデヴィッドを政略結婚させようとしていた長男ライナス（ハンフリー･ボガート）は、サブリナをふたたびパリに送るよう画策する。名匠ビリー･ワイルダーがサミュエル･テイラーの戯曲『麗しのサブリナ（Sabrina Fair）』を脚色して映画化（ブロードウェイ舞台劇と内容が異なる）。アカデミー主演女優賞を受賞した『ローマの休日』に続いて、可憐な美しさの絶頂期にあったオードリーが50年代シンデレラ･ストーリーのヒロインを演じたロマンティック･コメディである。野暮ったい平凡な娘から、パリ･モードに身を包んだマドモアゼルへの変貌がお見事！

共同脚本は『めまい（脚本）』『愛情物語（原作･脚本）』や本作の原作者でもあるサミュエル･テイラー、『ウエスト･サイド物語』『バージニア･ウルフなんかこわくない』の名脚本家アーネスト･レーマン。テイラーが本作の舞台化のためにプリプロダクションから離れたあと、レーマンが脚本を引き継いでいる。クランクイン直前にライナス役がケーリー･グラントからボガートに交代したため、大幅な脚本改訂が必要となり、クランクイン後も脚本執筆が行われていた。第27回アカデミー賞では監督賞、主演女優賞をはじめ6部門にノミネート、衣装デザイン賞を受賞している。オードリーの衣装デザインはユベール･ド･ジバンシィ（ノンクレジット）だが、衣装監修のイーディス･ヘッドが『ローマの休日』に続いてオスカーを獲得している。

オスカー撮影賞にノミネートされた撮影監督は『戦場よさらば（オスカー受賞）』『お熱いのがお好き』『西部開拓史』のチャールズ･ラング･Jr。音楽は『希望の降る街』『あのアーミン毛皮の貴婦人』のフレデリック･ホランダー。『ばら色の人生（La Vie En Rose）』を主題曲に、「ロマンティックじゃない？（Isn't It Romantic ?）」「君なしでは歩けない（I Don't Want to Walk Without You）」など、ティン･パン･アレーの往年のスタンダードナンバーも数多く使用されている。音響エンジニアは『ホワイト･クリスマス』『泥棒成金』のジョン･コープ、『めまい』『ローズマリーの赤ちゃん』のハロルド･ルイス。

SPECIAL FEATURES - 4K UHD + BLU-RAY

DISC ONE - 4K BLU-RAY（Triple-Layered UHD100 Disc）

DISC TWO - BLU-RAY（Dual-Layered BD50 Disc）

FILM & DISC SPECS

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