アイレックスは、Synergistic Research社の「Ethernet Switch UEF MKII」(¥682,000、税込)を4月20日に発売する。同ブランドのオーディオ専用スイッチングハブの新製品で、旧シリーズ同様に同社伝統のUEF(Unified Energy Field)技術とEM Cell(Electromagnetic Cell)技術が採用されている。
UEF技術は様々な回路上で発生する異なる電磁界をひとつの理想的な電磁界で包み込みこむ事により音の雑味を排除する技術で、EM Cell技術は基板内で発生する電磁界をコントロールする技術とのことだ。

さらにEthernet Switch UEF MKIIでは、初めてULF(Ultra Low Frequency)技術を搭載。シューマン波を信号回路内部に供給する事により、スイッチングハブに接続するすべての機材に対して音質改善の効果を提供してくれる。
電源も従来品からグレーアップし、最新のリニア電源を搭載。クリアーで生々しい音楽再生を可能とした。ボディは航空機レベルのアルミ削り出し素材で、天板とインシュレーターにはドライカーボンを使用。重要パーツにはSynergistic Research独自のカンタムトリートメントを施し、音質の微細な調整も行っている。
また他の同社製品同様、SynergisticResearch社のActive Ground Blockに接続できる。アクティブグラウンドへ接続することにより、音にまとわりついている余計な付帯音が取れ、ノイズフロアをいっそう下げることができるそうだ。
「Ethernet Switch UEF MKII」の主なスペック
●端子:DJ45×5
●Ethernet規格:IEEE 802.3ab(1000BASE-T)、IEEE 802.3u(100BASE-TX)、IEEE 802.3i(10BASE-T)
●伝送速度:10/100/1000Mbps(自動検出)
●バッファーサイズ:1Mバイト
●消費電力:13W
●寸法/質量:W250×D150×H67mm/2.6kg