タイムロードは、Chord Electronicsの「ALTO」を一般向けに発売する。価格は¥902,000(税込)で、受注開始時期は4月1日を予定。

 ALTOは、プロオーディオ業界専用機として高い評価を得てきたヘッドホン/ニアフィールドモニターアンプで、コンパクトながら、ヘッドホンから小型スピーカーまで余裕で駆動する圧倒的なパワーと高い透明度を備えている。

画像1: Chord Electronicsの「ALTO」が一般向け販売をスタート。プロオーディオ業界専用機として高い評価を得てきたヘッドホン/ニアフィールドモニターアンプ

 独自のULTIMA回路トポロジーは、歪成分を先読みして補正するフィードフォワード設計を採用し、低歪かつ原音に忠実な再生を実現。高エネルギー電力レベルと高速過渡応答を両立することで、ダイナミックレンジが広く、繊細なニュアンスも正確に描写してくれる。さらに、ニアフィールドでのモニタリングから高インピーダンスのヘッドホン駆動まで、プロの要求水準を満たす性能を発揮。スタジオやデスクトップ環境でも活躍し、従来にはない精度と力強さで音楽制作やリスニングをサポートしてくれる。

 ハイエンドオーディオ用としても、最大4組のヘッドホンと小型スピーカーを同時に駆動できる。フロントパネルには3.5mm出力、6.35mm出力×2に加え、Chord Electronics初の4.4mmペンタコンTRRRS出力(疑似バランス)も搭載。この疑似バランス接続はノイズ対策に優れ、ハイエンドヘッドホンが持つ潜在能力を余すことなく引き出すそうだ。

画像2: Chord Electronicsの「ALTO」が一般向け販売をスタート。プロオーディオ業界専用機として高い評価を得てきたヘッドホン/ニアフィールドモニターアンプ

 リアパネルにはバランスXLRとアンバランスRCAの2系統の入力に加えて、バイパス/ボリュウムアウト用のバランスXLR出力も搭載しており、他の機器との接続や拡張も可能。さらにスピーカー駆動用にバナナプラグ出力を備え、8Ω/25W、4Ω/50Wのパワーを供給。透明性やハイスピード、低歪みで評価の高いULTIMAアンプトポロジーにより、小型スピーカーを含む幅広いモニタリング環境で高品位なサウンドを実現できる。

 フルサイズのホームオーディオ用アンプで実績のあるデュアル・フィードフォワードエラー修正技術を出力ステージ前段に搭載し、信号を常時監視・補正することで、あらゆる音量で歪みを抑え、安定した再生を可能にしている。

「ALTO」の主なスペック

●接続端子:アナログ入力2系統(XLR、RCA)、アナログ出力(XLR、可変/固定出力切替え)、ヘッドホン出力4系統(3.5mm、4.4mm Pentaconn Balanced、6.35mm×2)、スピーカー出力(Banana)
●出力:50W/4Ω(スピーカー)、2250mW /100Ω(ヘッドホン)
●再生周波数帯域:6Hz〜60kHz
●寸法/質量:W200×H57×D215mm/2kg

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