VAIOから、ビジネス用のモバイルノートPCの新製品として、13インチディスプレイを搭載する「VAIO S13」、および法人向けの「VAIO Pro PG」が発表された。発売は3月21日。価格はオープンで、同社直販サイトでは、最小構成時で¥169,800~、店頭販売では¥229,800~となる。

画像1: VAIO、モバイルに特化した13インチディスプレイ搭載の新作ノートPC「VAIO S13」を発表。法人向け「VAIO Pro PG」もラインナップ

 今回発表のS13は、同社ラインナップの中ではミドルクラスとなる「アドバンス/Sライン」に属する製品で、価格と性能のバランスを最適化させ、さらにモバイル用途に特化した仕様となる。本体には高い堅牢性を持たせており、ディスプレイは13インチ、質量もほぼ1kgという軽量さを兼ね備えているのが特徴。

 新製品では、実使用時の利便性の向上も図られていて、USB Type-Cポートは2系統へと増強されている(前モデルは1系統)ほか、オンライン会議用に、内蔵マイクは3個へ、電源(ACアダプター)はType-C用に変更された。加えて、ワイヤレス通信を快適に行なうために、アンテナは新設計され(5G、無線WANN「LTE」通信に対応)、Wi-Fi6にも対応している。

画像2: VAIO、モバイルに特化した13インチディスプレイ搭載の新作ノートPC「VAIO S13」を発表。法人向け「VAIO Pro PG」もラインナップ

 さらに、オンライン会議を快適に行なうための機能も、昨年10月発表の「VAIO SX14-R」同様に搭載。会議スペースの周囲のノイズを低減させたり、話者の言葉をより明確に送信できたり、複数人で会議中の場合、複数いる話者の声を的確にピックアップするなど、便利機能も満載となる。開発担当者曰く、13インチという小型ボディ(の額縁部)に、マイク数を増やして搭載するのはたいへんだった、という。

 なお、法人用のデータプランについては、VAIOでは3G時代の2007年から無線WAN(LTE)の搭載を始めており、近年の法人用モデルでは搭載数も増えている(約3割)という。本製品では、先日提携発表のあった、KDDIの「ConnectIN」を採用しており、オンラインで開通手続きが行なえ、Wi-Fiがない場所では自動でSIMに切り替わるので(auネットワークを使用)、幅広い場所で常時オンラインが可能になるとしている。

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