NTTソノリティは本日、都内で新製品発表会を開き、音響ブランドnwmの新製品となる、オリジナルのPSZ技術を搭載したオープンタイプのワイヤレスイヤホン「mwm GO」を発表。3月18日より発売する。価格はオープンで、同社直販サイト価格は¥16,500(税込)だ。


mwm GOは、同ブランドが展開するオープンタイプのワイヤレスイヤホン/有線イヤホンシリーズの最新モデルで、同社(NTT)オリジナルのPSZ技術の搭載はもとより、今回はよりアクティブなシーンでの使用を想定して、装着性を高めるネックバンドタイプのデザインを採用。耳に引っ掛けつつ、後頭部を回って製品がつながっていることで、安定した装着を可能としている。さらに、シリーズ初のIP55の防水性能もサポート、屋外での使用により安心感を与える仕様としているのが特徴となる。

これで、nwmブランドで展開されるオープンタイプのイヤホン=耳スピは6ラインが揃うことになった。

同社 坂井社長によれば、本製品は、これまでのように仕事面での使用というより、多様化してきたライフスタイルに合わせて、趣味・遊びでの活用をメインに訴求する製品になるという。例えばトレッキングなど、周囲の音(状況)を確認しつつ、好みの音楽も同時に楽しむ。そうした使い方を提案するものになるそうだ。そこで、デザインや音質にもこだわり、ドライバーには新開発品を搭載。低域から中高域までボリュームのあるサウンドを楽しめるようにチューニングしたそうだ。音漏れについては、同社の誇るPSZ技術によって、他社比較でもかなりの抑制(低減)を実現している。


また、近年では周囲の音・状況を確認できる、いわゆるオープンタイプの製品(イヤホン・ヘッドホン)の認知は進んでいるものの、普及(実際に使用)はまだまだ途上にあるということで、NTTソノリティとしては、認知とnwm製品のシェア拡大のための施策として、各種イベントの展開、キャンペーンの実施、テレビCMの展開を行ない、(オープンタイプのイヤホンを)“知って”、“使って”、“間口を広げて”いきたい、としていた。



発表会の後半では(というか新CM発表会がメインなのだが)、新アンバサダーに就任し、CMにも出演している俳優の斎藤 工氏が登壇。CM撮影の裏側や、実際に各種耳スピを使った感想を語っていた、


曰く、フィットするし、音も漏れないし、革新的な製品に出会ったと思う。この便利さを(CMを通して)たくさんの人に届けたい、とのこと。実際に撮影現場で使用していたところ、近くにいた人が製品に興味を示し、買いたい、という気持ちにさせたそうだ。
なお、新CMでは斎藤が一人4役をこなし、4人組のロックバンドが耳スピを使いながら(音楽を聴きながら)会話をするという、製品の特長を表現した内容になっているが、氏が演じたメンバーはそれぞれが強烈な個性を持っており、斎藤自身もそれに合わせた芝居を展開しているそうだ。

また、会見では斎藤本人と、バンドメンバー4人が共演するという趣向も凝らされ、斎藤は自身が演じた役を見ながら、“こいつヤバい”と自らに突っ込みを入れていた。

実際に装着すると、ドライバーの位置は耳穴の真上ではなく、少し上側にズレるがそれが正解という。メガネユーザーにも柄と干渉することなく装着できた。音漏れはほぼ感じなかった