アカデミー賞 受賞俳優ケイシー・アフレック主演、ビル・ポーラッド監督『ドリーミン・ワイルド 名もなき家族のうた』が、1月31日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国公開される。
1970年代、アメリカの田舎町で音楽に目覚めた10代の兄弟デュオ「ドニー&ジョー・エマーソン」が家族と共に情熱を注いで作った1枚のアルバム「Dreamin’ Wild」。当時商業的に成功することはなかったが、約30年の時を経てコレクターにより発見されて脚光を浴びると、再発盤(リイシュー)やライブが次々に決定! 思いがけない成功に家族は喜ぶが、ドニーは目を背けてきた過去と向き合うことになり――。家族の絆が織りなす、<驚愕の実話>を描いた音楽映画が『ドリーミン・ワイルド 名もなき家族のうた』となる。
今回、公開に先駆けて、本作の特徴的な場面となる、ケイシー・アフレック演じるドニー・エマーソンが名曲“Baby”を歌う、貴重なライブシーンが解禁された。
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youtu.be主演のケイシー・アフレックは、撮影期間にドニー・エマーソン本人と実際に会って、役作りに挑んだという。近くでその様子を見ていたビル・ポーラッド監督は、「モデルのドニー・エマーソンとも良い関係性を築いていました。ケイシーはドニーをリスペクトしていたし、一緒にいるときは彼の個性や資質を演じる上で重要な部分を吸収しようとしているような印象を受けました。またドニーも本作を観て、かつての気持ちや過去にどのように振る舞っていたか、彼の中でも色々と気づきがあったと話していて、彼もケイシーが演じて良かったと思っているように感じました」と、ドニー自身からの言葉を受けて、自分の描き方は正しかったと実感したと嬉しそうに語っている。
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今回解禁された本編映像は、「Dreamin’ Wild」をリリースしてから約30年後、ドニー&ジョー・エマーソンが念願のライブステージに立ち、名曲“Baby”を披露するシーンだ。ステージの舞台裏から「度肝を抜いてやるぞ」と意気込むドニー(ケイシー・アフレック)に続き、兄のジョー(ウォルトン・ゴギンズ)、妻のナンシー(ズーイー・デシャネル)が表へと続く。大歓声の中、一曲目に歌うのはアルバム「Dreamin’ Wild」の中でも名曲“Baby”。胸に響く音楽に観客たちは身を委ねてリズムをとっており、その中には笑顔で肩を組むドニーの両親の姿や、アルバムをリイシューしたレーベルの人たちも嬉しそうに見守っている。大成功と思われたライブだったが、ドニーには心の内に秘める苦悩と葛藤があったのだった――。
本作の見どころとなる歌唱シーンの続きは、ぜひ劇場の大音響とスクリーンで、美しい音楽と共に楽しんでいただきたい。
映画『ドリーミン・ワイルド 名もなき家族のうた』
2025年1月31日(金)TOHOシネマズ シャンテ ほか全国公開
【STORY】
1979年、ワシントン州の田舎町でレコーディングされた1枚のアルバム「Dreamin’ Wild」。10代のドニーは兄とデュオを結成し、父が建てたスタジオで数々の楽曲を生み出した。情熱を注ぎ込んで作った音楽だったが、世間からは見向きもされず、夢に手が届くことはなかった。それから約30年後――。
ドニーは、コレクターにより発見されたアルバムが再評価され、“埋もれた傑作”として人気を博していることを知る。しかし、思いがけない成功は、目を背けてきた過去や感情を呼び起こし……。
監督・脚本・製作:ビル・ポーラッド
出演:ケイシー・アフレック、ノア・ジュプ、ズーイー・デシャネル
2022年/アメリカ/カラー/2.35:1/5.1ch/111 分/G/英語/原題:Dreamin' Wild
配給・宣伝:SUNDAE
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