ナイコムから、米国GRADO(グラド)社のオープン型ヘッドホン「Signature HP100 SE」が発売される。価格は¥396,000(税込)で、12月19日の登場予定。

 Grado Labsの創設者であるジョセフ・グラド氏は、1990年代初頭に「Signature HP1」ヘッドホンをリリースした。新製品のSignature HP100 SEは、HP1への現代的なオマージュであり、ジョセフ氏の生誕100周年と市場の節目を記念してリリースされるスペシャル・エディション・ヘッドフォンとなる。

Signature HP100 SEの主な特長

●HP100 SEに搭載された52mmダイナミックドライバーは、ゼロから開発されたまったく新しいスピーカー設計を採用。優れた高域の解像度、中域の滑らかさ、低域のエネルギーをいかに低歪みで生み出し、音楽的かつ調和的に正しいボイシングを実現することを目的に開発されている。

 レアアース合金を使用した強力な高磁束磁気回路、軽量銅メッキアルミニウム製のボイスコイルとともに、新しいペーパー・コンポジット・コーンを採用した。新開発の磁気回路とボイスコイルが相まって、優れたダイナミクスとトランジェント・レスポンス、洗練された空間感、音場感および音像感を生み出してくれる。

画像: アメリカGRADO、新たなオープン型ヘッドフォン「Signature HP100 SE」をリリース。新開発52mmダイナミック型ドライバーを搭載

●Signature HP1/2/3ヘッドホンの伝統的なデザインを継承しながら、モダンな印象を与えるハウジングを採用。特別に処理されたアルミニウムからひとつひとつ慎重に削り出され、精緻に設計されている。

●Grado Labs史上初の着脱式ケーブルを採用。ステートメント・シリーズに採用されている12芯スーパーアニールケーブルに改善が加えられ、ソフトでありながら耐久性のある編組仕上げを採用、より柔軟性が向上し、ケーブル全体の重量が軽減されている。

●6.3mmプラグ、4ピンミニXLRプラグを搭載。将来的には、バランス接続に対応する4ピンXLR端子や4.4mmプラグ、長さの異なるケーブルなどのオプションを追加する計画という。

●標準装備されているイヤーパッドは、同社のハイエンドヘッドフォンと同様にEar Pad Gという大型タイプで、他にEar Pad Fも付属している。異なるサイズのイヤーパッドを装着することで音の変化が生まれ、ユーザーの好みや音楽のジャンルに応じて最適なリスニング環境を提供できるという。

「Signature HP100 SE」の主なスペック

●使用ユニット:52mmダイナミックドライバー
●周波数特性:3.5Hz〜51.5kHz
●感度:117dB
●インピーダンス:38Ω
●入力端子:6.3mmプラグハウジングコネクター、4Pin mini XLR
●重さ:約 620g (ケーブル含む)

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