ハーマンインターナショナルは、JBLのイマーシブオーディオ対応サウンドバー「BAR 1000」「BAR 800」に、ナイトリスニングモードやアンビエントサウンドモードなどの新機能を追加するファームウェアアップデートを11月末からスタートする。
BAR 1000は、充電式ワイヤレスリアスピーカーを搭載し、面倒な配線なしで立体音響再生を可能にする7.1.4対応サウンドバーだ。弟機のBAR 800は同じく充電式ワイヤレスリアスピーカーを備え、5.1.2の再生が可能なドルビーアトモス対応モデルとなる
今回のアップデートでは、両モデルに搭載されている完全ワイヤレスリアスピーカーを活用した新機能のナイトリスニングモードが追加される。これは、ワイヤレスリアスピーカーを視聴位置の近くに設置し、アプリから「ナイトリスニングモード」をONにすると、サウンドバー及びサブウーファーからのサウンドがOFFになり、ワイヤレススピーカーからのみサウンドが再生されるもの。夜中に映画を楽しみたい時に小音量でも明瞭で迫力あるサウンド再生ができるので、日本の住環境においては最適な機能となる。
同じく新機能のアンビエントサウンドは、7.1.4、または5.1.2のスピーカーを使い、「フォレスト」「レイン」「オーシャン」「シティーウォーク」の環境サウンドを再生できる。4つの中から好きなアンビエントサウンドを選択してモーメントボタンに設定することで、1タップで心地よいサウンドが部屋中を満たしてくれる。
その他の アップデート内容は以下の通り。
●音質調整用 EQ が 7 バンドに拡張
●リアスピーカーのバッテリー残量確認がアプリから可能に
●地上波の「多言語放送」の言語選択に対応
●音楽ストリーミングサービスのQobuzに対応
新しいファームウェアはv24.41.41.80.00で、11月下旬より順次アップデート予定。本体を有線もしくは無線でインターネット接続することで自動的にアップデートが実施される。なお新しいファームウェアを楽しむにはスマホアプリ「JBL ONE」を最新のバージョンに更新する必要がある。