エミライから、FIIOの超小型Bluetoothトランスミッター「BT11」（市場予想価格￥7,700前後）が11月29日に発売される。本体カラーはシルバーとブラック。
BT11は、Qualcommのフラッグシップチップ「QCC5181」を搭載し、高度で複雑なオーディオアルゴリズムとタスクに対応する強力な計算能力を備えている。さらに、没入感のあるロスレスオーディオ体験を提供するSnapdragon Soundにも対応している（Snapdragon Sound対応のBluetoothヘッドホンとのペアリングが必要）。LDACやaptX Losslessなどのコーデックにも対応し、ハイクォリティなBluetoothオーディオ体験も可能になっている。
最新スマートフォンやゲーム機とも互換性があり、iPhone15シリーズ、PlayStation 5、NintendoSwitchなどとの組み合わせでLDAC（48kHz/24ビットをサポート。将来のアップグレードで96kHz/24ビット伝送に対応予定）、96kHz/24ビットのaptX Adaptive、aptX Losslessをサポートする。LE Audioも搭載されており、オーディオチェーン全体のレイテンシーを最低50ミリ秒まで低減し、より高品質なサウンドとより安定したオーディオ接続も提供できるそうだ。
Bluetooth 5.4と独自の最新の光アクセスシステムにより、人がいない場合は50m以上、人がいる場合でも35以上の通信が可能という（LDAC使用時）。また、デバイスの動作状態と使用中のBluetoothコーデックを表示するRGBインジケーター、2台同時ペアリング、専用アプリ対応など、使いやすさも備えている。
なおBT11は音楽再生用Bluetoothトランスミッターで、通話プロトコル（HFP/HSP）には対応していない。そのため、Bluetooth接続したヘッドホンやイヤホンの通話機能は利用できないとのことだ。
「BT11」の主なスペック
●Bluetoothバージョン：Bluetooth 5.4
●対応Bluetoothコーデック：SBC、aptX、aptX LL、aptX Adaptive、aptX Lossless、aptX HD、LDAC
●Bluetoothチップ：QCC5181
●対応サンプリングレート：最大96kHz/24ビット
●接続端子：USB Type-C USB1.0（充電/データ転送）
●寸法/質量：約W28✕H21✕D9mm/約3g
