兵庫県の真空管アンプブランドLebenから、ブランドの代表的モデルが「CS300XS」(¥572,000、税込)として復活する。12月1日より受注を開始し、現状では受注後3~4か月の納期を見込んでいるそうだ。
同ブランドは、来年(2025年)に設立30周年を迎える。都合により日本国内では製品販売を見合わせていたが4年前の「CS-600X」に続いて、名機「CS300」をリファインしたCS300XSを発売する。回路を見直し、将来的なメンテナンスを考えて、前段の真空管に12AX7を採用、従来品に対して更なる音質向上と性能の安定化を実現した。
なおこのモデルについては、11月30日~12月1日に大阪心斎橋で開催されるオーディオセッションinOSAKA2024のブースでお披露目される。
「CS300XS」の主な特長
●使用真空管EL84(標準装備)×4本、12AX7×2本
●EL84/6BQ5のプッシュプル動作ながら、安定性を重視し、必要充分なパワーを確保した回路構成。
●小音量再生等に役立つバスブースト機能やミュート機能、モードセレクター機能が付属。
●入力は5系統+TAPE-INの6系統。スピーカーへの出力はスイッチにて4/6/8Ωに対応。
●フロントパネルのスイッチによりヘッドフォンアンプモードに切り替え。
●アンプ回路は、プリント基板を使わないPOINT-TO-POINT完全手配線。
●出力15W。
●完全Made in JAPAN。