ベステックオーディオ/ビーテック

 プロオーディオ部門のビーテックブースには、ホームシアターでも活躍しそうなスピーカーが展示されていた。そのひとつがCORNERED AUDIOだ。前面が円形にラウンドし、反対側は90度の角度を持ったスピーカーで、コーナー設置しやすいように工夫されている。ウーファーサイズが異なるC3、C5、C6の3モデルをラインナップし、音色を統一していることもあって、サラウンド使用時にもつながりは抜群だ。

 設置性にも配慮しており、フロント側から木ネジで壁面に固定可能。スピーカーコネクターも前面に設けられており、背面からケーブルを引き出してつなぐ仕組みになっている。エンクロージャーはアルミ製で、ホワイト、ブラック、シルバー仕上げが準備されている。

画像: CORNERED AUDIOのスピーカー。上がC6(¥233,600、ペア、税別)で下がC5(¥181,800、ペア、税別)

CORNERED AUDIOのスピーカー。上がC6(¥233,600、ペア、税別)で下がC5(¥181,800、ペア、税別)

画像: 4インチウーファー+1インチツイーターからなる2ウェイシステムのC3。部屋のコーナーにも簡単に設置できる

4インチウーファー+1インチツイーターからなる2ウェイシステムのC3。部屋のコーナーにも簡単に設置できる

 そのCORNERED AUDIOに連なるブランドがBLAZEで、こちらはスピーカー形状は同様ながら、より小さなサイズのCi2、Ci4、Ci5を揃えている。他にもBLAZEでは薄型パッシブサブウーファーとして、8インチと12インチ搭載モデルの2種類を準備している。12インチ搭載のC12S SUBは厚さ22cmなので、ソファの下に置いてもいいだろう。

画像: 写真両サイドがBLAZEのCiシリーズ

写真両サイドがBLAZEのCiシリーズ

画像: パッシブサブウーファーのC12S SUB

パッシブサブウーファーのC12S SUB

画像: BLAZEでは、2/4/8chのマルチチャンネルパワーアンプもラインナップしている。写真は4chデジタルアンプ

BLAZEでは、2/4/8chのマルチチャンネルパワーアンプもラインナップしている。写真は4chデジタルアンプ

ジェネレックジャパン

 ジェネレックジャパンでは、同ブランド初となるヘッドホンを展示、専用コントローラー&測定アプリとの組み合わせでイマーシブオーディオの再生もできるモデルとのことで、7.1.4環境と比較試聴できるブースも準備されていた。

 ヘッドホンの「8550A」とコントローラー「9320A」からなる「ユニゾンPRM」(26万円前後)が基本構成で、これに独自アプリの「Aural ID」(5万円前後)を使って上半身をスマホカメラでスキャンし、個人最適化を行うことで立体音響の試聴が可能になるという。

画像: リアルスピーカーとヘッドホンの比較試聴ができるブース。整理券対応だったが、多くの人が列を作っていた

リアルスピーカーとヘッドホンの比較試聴ができるブース。整理券対応だったが、多くの人が列を作っていた

 ジェネレック製品として、同ブランドのアクティブスピーカーと音色を揃えてあり、例えばユニゾンPRMを使って自宅で音楽データを仕込んでおき、その後スタジオのスピーカーでイマーシブオーディオを仕上げることもできるという。

 なお今回、麻倉怜士さんにもユニゾンPRMの音を確認いただいたので、後日インプレッションを初回して頂く予定だ。なお本モデルは、来年初冬にB to Bでの販売を予定しているとのことだ。

画像: 写真右手前がヘッドホンの「8550A」で、右奥がコントローラーの「9320A」

写真右手前がヘッドホンの「8550A」で、右奥がコントローラーの「9320A」

画像: 頭部伝達関数を用いて個人最適化を行う「Aural ID」アプリ

頭部伝達関数を用いて個人最適化を行う「Aural ID」アプリ

KEF JAPAN

 KEFジャパンでは、インウォールスピーカーCiシリーズを展示、同ブランドの製品でスマートなシアターシステムが構築できることをアピールしていた。Ciシリーズは壁や天井埋め込み用の様々な形状、サイズを揃えたラインナップで、会場ではインストールに関わる来場者からの質問もあったそうだ。

画像: インストーラー向けスピーカーのCiシリーズを中心に展示

インストーラー向けスピーカーのCiシリーズを中心に展示

画像: 人気サブウーファーのKC62も注目を集めていた

人気サブウーファーのKC62も注目を集めていた

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