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画像: D8000 DC/D8000 DC Pro Editionのパーツも展示

D8000 DC/D8000 DC Pro Editionのパーツも展示

final D8000 DC、D8000 DC Pro Edition
 finalブースには、7月に開催された「夏のヘッドフォン祭mini2024」で試作機がサプライズ展示されたフラグシップヘッドホン「D8000 DC」(¥548,000、税込)と「D8000 DC Pro Edition」(¥598,000、税込)の製品版が並び、試聴希望者が長蛇の列を作っていた。どちらも予約受け付けを開始しており、12月中旬の発売を予定。

 振動板は製造技術から見直し、独自の平面振動技術AFDS(エアフィルムダンピングシステム)ではパンチングメタルの穴経やピッチ、パターンのすべてを再設計したという。イヤーパッドは前モデルから1.5倍の厚さとなって、耳の周りの音響空間を拡大しているのもポイントだ。

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final A6000
 11月14日に発売を控えた有線イヤホン「A」シリーズの新製品「A6000」(¥59,800、税込)も来場者の注目を集めていた。ドライバーユニットは6mmダイナミック型で、振動板やボイスコイル、磁気回路、生産機器まで自社で設計した完全新規の「f-Core DU」を採用している。このドライバーを同じく新開発されたステンレスマウントフレームに取り付け、ハードグレイン加工を加えた樹脂製エンクロージャーに収めている。

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final S4000、S5000
 BAドライバーの可能性を引き出す製品として開発された「S」シリーズから「S4000」(¥44,800、税込)、「S5000」(¥54,800、税込)も展示されていた。厳しい基準で選別やペアリングを行った2基のフルレンジBAドライバーを搭載、これらを水平対向配置することで不要な振動を抑えているという。S5000は真鍮、S4000はステンレス製の筐体を採用する。

Audio-Technica(605A)

画像1: Audio-Technica(605A)

Audio-Technica ATH-ADX3000
 オーディオテクニカでは、11月1日に発売されたばかりのオープン型ヘッドホン「ATH-ADX3000」(直販サイト価格¥165,000、税込)の試聴ブースを準備、アナログレコードや音楽ファイルを使ってじっくりその音を確認できるようになっていた(整理券制、15分交代)。

 ATH-ADX300は「トゥルーオープンエアー(真の開放型)オーディオ」を目指した製品で、初代機の「ATH-ADX5000」(2017年発売)のエッセンスを継承しつつ、ヒンジ部の材料や磁気回路の種類、イヤーパッドの素材を変更することでコストダウンを達成、より身近な価格を実現している。なお音のキーとなる振動板はATH-ADX5000から変更されていない。

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Audio-Technica ATH-AWKG
 同社では、エンクロージャー部に貴重な木材の黒柿を用いたオーバーイヤー型ヘッドホン「ATH-AWKG」(直販サイト価格¥605,000、税込)の再販売を決定、「秋のヘッドフォン祭2024」ブースでも試聴が可能になっていた。11月8日から予約販売を開始し、12月初旬のお届けを予定している。

 材料の黒柿は安定的な部材確保が難しいこともあり、今回も受注生産ではなく、数量限定生産として再販売を行うそうだ。また、以降の販売については、製品の継続を含めて未定となっている。

IidaPiano(502)

画像: IidaPiano(502)

KuraDa KD-Q1
 3Dプリンターを使った製造方法が注目を集める飯田ピアノのKuraDa「KD-Q1」(市場想定価格¥220,000前後、税込)も多くの試聴希望者が並んでいたアイテムだ。PET素材を用いた薄型振動板と、OFCボイスコイルを組み合わせた53mm径URDダイナミックドライバーを搭載、軽量でありながら優れた応答性を確保している。

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