ギフト【世界映画Hakken伝 from HiVi】

海外盤発売情報
米国／UK盤『ギフト』 2024年12月5日／2025年1月27日リリース

GIFT - 4K UHD BLU-RAY with DOLBY VISION
4K DIGITAL RESTORATION

USシャウト･ファクトリー、UKアロー･ビデオら届いた4K UHD BLU-RAY『ギフト』（2000）リリース･アナウンス。シャウト･ファクトリーとアロー･ビデオ共同企画･制作による35mmインターポジからの2024年4Kデジタルレストア／HDRグレード。HDRはHDR10とドルビービジョンHDRをサポート。シャウト版はUHD BLU-RAYとBLU-RAYの2枚組。アロー版はUHD BLU-RAYのみ（BLU-RAY別売／R-B仕様）。わずかにだが特典内容も異なっている（下欄参照）。国内BLU-RAY未発。

“超感覚（ギフト）”を与えられた彼女だけが、この事件を解き明かす－
ジョージア州の田舎町。ここで暮らす占い師のアニーが悪夢にうなされる時、いつも恐ろしい事件が起きる。なぜなら彼女は、人の運命を見抜く能力"超感覚"を持っていたからだ。いつも彼女のもとには、悩みを抱えた住人たちがやって来る。ある日、富豪の娘の失踪事件が起き、アニーは娘の行方を追う。だが彼女の脳裡に浮かんだのは、血生臭い殺人現場の光景であった･･･。

アニーを演じるのは、いまやオスカー女優となったケイト･ブランシェット。共演はご存じキアヌ･リーヴス、『フライト･オブ･フェニックス』のジョヴァンニ･リビシ、『バットマン ビギンズ』のケイティ･ホームズ、『恋愛小説家』のグレッグ･キニア、『ミリオンダラー･ベイビー』のヒラリー･スワンク。監督は『死霊のはらわた』『スパイダーマン（2002）』のサム･ライミ。

撮影は『ピラニア（1978）』『不法侵入』のバリー･マーコウィッツ。パナビジョン･パナフレックス／35mm球面レンズ／1.37:1撮影。上映はソフトマット（上映フィルムのプリントの際に上下にマスクをかける）1.85:1ビスタサイズ。4K UHD化に伴うグレーディング（HDRおよびSDRグレード）は、アロー･ビデオ主導のもと英シルバーソルト･レストレーションが担当。上映プリント（当時）に倣って富士フィルムのLUT（Lookup Table）が採用されている。音楽は『ヘル･レイザー』『シッピング･ニュース』のクリストファー･ヤング。サウンドデザイン／音響編集監修は『ブラックホーク･ダウン』『レヴェナント 蘇えりし者』のジョン･タイトル。

脚本を担当したのはビリー･ボブ･ソーントンとトム･エッパーソン。幼なじみのふたりは『運命の引き金』（1991／クライテリオンUHD BLU-RAYあり）の脚本で頭角を現し、1996年にソーントンが監督･主演した秀作『スリング･ブレイド』で高い評価を得ている（共同脚本のエッパーソンはノンクレジット）。本作の脚本はソーントンとエッパーソンが『運命の引き金』の成功の後に書いたもので、『ファミリー／再会のとき』『ルーザー（TV ミニシリーズ）』（いずれも1996年）に続いて映像化されたものである。ソーントンが出演した『シンプル･プラン』（1998／11月19日にアローUHD BLU-RAYリリース）を監督したサム･ライミが、脚本に興味を示したことで企画がスタートしている。なお本作以降、『シンプル･プラン』で注目されたていたソーントンは俳優･監督としての地位を固め、エッパーソンは小説家としても成功を収めている。

SPECIAL FEATURES - SHOUT FACTORY: US

DISC ONE (4K UHD):

DISC TWO (BLU-RAY):

SPECIAL FEATURES - ARROW VIDEO: UK

DISC & FILM SPECS

バックナンバー：世界映画Hakken伝 from HiVi