海外盤発売情報
米国盤『ユージュアル・サスペクツ』 2025年1月6日リリース
THE USUAL SUSPECTS - 4K UHD BLU-RAY with DOLBY VISION
4K DIGITAL RESTORATION
UKアロー・ビデオから届いた4K UHD BLU-RAY『ユージュアル・サスペクツ』(1995)リリース・アナウンス。撮影監督ニュートン・トーマス・サイジェル監修・承認による2024年4Kデジタルレストア/HDRグレード版。HDRはHDR10とドルビービジョンHDRをサポート。
見破りますか?だまされますか?
コカイン取引現場で密輸船が謎の大爆発を起こし、27人が死亡、大量のコカインと9100万ドルの大金が忽然と消えた。捜査本部は無傷で生き残った男キントを尋問するが、事件のカギを握っているのは伝説の黒幕カイザー・ソゼだと主張する。だが爆発で死体は判別不能。ソゼも死んだと噂されているが、謎は深まるばかり。一体、真実は何処に? カイザー・ソゼ、お前が誰だ?
『X-MEN』シリーズや『ボヘミアン・ラプソディ』の監督ブライアン・シンガーの名を一躍世界に知らしめた傑作サスペンス・ミステリ。アカデミー賞受賞の脚本は『トップガン マーヴェリック』『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(監督)』のクリストファー・マッカリー。出演はガブリエル・バーン、ケヴィン・スペイシー(オスカー助演男優賞)、スティーヴン・ボールドウィン、ケヴィン・ポラック、ベニチオ・デル・トロ、チャズ・パルミンテリ。
そしてこの映画のストーリーは、黒澤明の『羅生門』とビリー・ワイルダーの『深夜の告白』との融合と言っていいだろう。オーソン・ウェルズの『市民ケーン』やシドニー・ルメットの『ショーン・コネリー/盗聴作戦』も参考にしている。最初に観た時には気づかなかった様々なものを、もう一度観直して発見できるように作られている。(監督ブライアン・シンガー)
撮影は『ドライヴ』『ボヘミアン・ラプソディ』のニュートン・トーマス・サイジェル。スーパー35/35mmパナビジョン・アナモフィック撮影。DIファイルは4K(2022年)。音楽(兼編集)は『ワルキューレ』『ボヘミアン・ラプソディ(オスカー編集賞受賞)』のジョン・オットマン。音響エンジニアは『マッドマックス 怒りのデス・ロード』『ジャスティス・リーグ』のチャック・マイケル(サウンドデザイン/音響編集監修)『007 スカイフォール』『SHOGUN 将軍(エミー賞受賞)』のグレッグ・P・ラッセル(リレコーディング)『グローリー(オスカー受賞)』『ショーシャンクの空に』のエリオット・タイソン(同)。
予算が少なく、限られたスペースでの撮影も多かった。そこでシーンに微妙なエネルギーを追加するために、ゆっくりと忍び寄るズームとドリーの動きを組み合わせて(ドリーズームで)多くのシーンを撮影した。ドリーの動きとわずかなズームを組み合わせたことで、限定的で閉塞的なスペースでも動的なエネルギーを感じることができ、切れ目のない緊迫感が生まれるんだ。(撮影監督ニュートン・トーマス・サイジェル)
SPECIAL FEATURES
- NEW 4K RESTORATION FROM THE 2022 4K DSM, approved by cinematographer Newton Thomas Sigel
- DOLBY VISION/HDR10 PRESENTATION OF THE FILM
- Original lossless DTS-HD MA 5.1 and 2.0
- Optional English subtitles for the deaf and hard of hearing
- Audio commentary with director Bryan Singer and writer Christopher McQuarrie
- Audio commentary with editor and composer John Ottman
- The Devil in the Details, an archival interview with Newton Thomas Sigel
- Archival interview with John Ottman
- Round Up: Deposing the Usual Suspects, a two-part featurette delving into the creation and production of The Usual Suspects with clips, interviews with key figures, and footage from the making of the film
- Keyser Söze (Lie or Legend?), an archival featurette
- Heisting Cannes with The Usual Suspects, archival footage from the film's world premiere at the 1995 Cannes Film Festival
- Introducing The Usual Suspects, an original EPK featurette
- Deleted scenes with introduction by John Ottman
- Gag reel
- Interview outtakes with Chazz Palminteri, Stephen Baldwin, Kevin Pollak, Benicio del Toro, and Bryan Singer
- International trailer
- U.S. trailer with introduction by John Ottman
- TV spots
- Reversible sleeve featuring original and newly commissioned artwork by Tommy Pocket
- Collector's booklet featuring new writing by Barry Forshaw
- Double-sided fold-out poster featuring original and newly commissioned artwork by Tommy Pocket
米雑誌スパイ(1986から98年にかけて刊行。米国のマスコミ/エンタメ業界を皮肉るユーモア誌)に掲載されたコラム「ユージュアル・サスペクツ」を読んだ監督ブライアン・シンガーと脚本家クリストファー・マッカリーが、警察の面通しで初めて顔を合わせる犯罪者たちをイメージしてプロットを構想した。映画は事件の当日から始まり、その6週間前に5人の男たちが面通しで出会うシーン、事件後に身柄を拘束されたキントを尋問する刑事のシーン、これらがランダムに交錯する複雑なスタイルで展開される。二転三転するプロット。次第に浮かび上がってくる黒幕カイザー・ソゼの存在。ミステリアスに展開するドラマは、50年代に数多く製作された犯罪映画やフィルム・ノワールを見事に再現している。ちなみにタイトルのユージュアル・サスペクツとは、事件があると警察に犯行を真っ先に疑われる者たちを指す。映画の台詞では『カサブランカ』の終幕、ルノー署長(クロード・レインズ)の台詞「round up the usual suspects(いつもの容疑者を集めろ)」が有名。新聞紙上では1930年代前半に使用されており、起源は不明である。
FILM & DISC SPECS
タイトル | ユージュアル・サスペクツ |
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年 | 1995 |
監督 | ブライアン・シンガー |
製作 | ブライアン・シンガー マイケル・マクドネル |
製作総指揮 | ロバート・ジョーンズ ハンス・ブロックマン フランソワ・デュプラ |
脚本 | クリストファー・マッカリー |
撮影 | ニュートン・トーマス・サイジェル |
音楽 | ジョン・オットマン |
出演 | ガブリエル・バーン ケヴィン・スペイシー スティーヴン・ボールドウィン ケヴィン・ポラック ベニチオ・デル・トロ チャズ・パルミンテリ ピート・ポスルスウェイト スージー・エイミス |
Title | THE USUAL SUSPECTS |
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Released | Jan 06, 2025 (from Arrow Video UK) |
SRP | £21.99 |
Run Time | 106min |
Codec | HEVC / H.265 (Resolution: Native 4K / DOLBY VISION / HDR10 compatible) |
Aspect Ratio | 2.39:1 |
Audio Formats | English DTS-HD Master Audio 5.1 (48kHz/24bit), English DTS-HD Master Audio 2.0 (48kHz/24bit) ※other format(s) TBA |
Subtitles | English SDH ※other subtitle(s) TBA |
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