マランツは、今年5月に発表したワイヤレス・ストリーミング・アンプ「MODEL M1」、および8月に発表したハイエンドHi-Fiコンポーネント「10シリーズ」が、2024年度グッドデザイン賞を受賞したと発表。

 マランツ10シリーズは、リファレンス・クオリティのプリメインアンプ「MODEL 10」、SACDプレーヤー「SACD 10」、そしてストリーミング・プリアンプ「LINK 10n」で構成されるマランツのHi-Fiオーディオコンポーネントの最高峰となる製品群。新しい10シリーズは、マランツのハイエンド・オーディオのデザインと性能における新たなステートメントを象徴するものとなるそうで、同社ではこの10シリーズをもって、マランツをラグジュアリーなブランドとして確立し、ハイエンド・オーディオ市場における大きな市場シェアの獲得を担う、としている。

リファレンス・プリメインアンプ「MODEL 10」
¥2,420,000(税込)

リファレンスSACDプレーヤー「SACD 10」
¥1,980,000(税込)

リファレンス・ストリーミング・プリアンプ「LINK 10n」
¥2,200,000(税込)

●審査委員による評価
内部構造、外装、部品に至るまで、音質のために金属素材を惜しげもなく贅沢に使い尽くしたプロダクトである。マシニング加工による前面アルミパネルの波紋模様や、同様に波形に加工された放熱用のメッシュ部分が、このオーディオコンポーネント製品群に唯一無二の個性を与えている。その波と照明の柔らかな相乗効果が、この弩級アナログアンプの凄みを雄弁に語っているようだ。

 一方の「MODEL M1」は、これまでのHi-Fiオーディオの常識を覆す、驚くようなコンパクトサイズでありながら、フルサイズのプリメインアンプに匹敵するHi-Fiサウンドを実現し、HEOS Built-inによるネットワークオーディオ機能、そしてテレビとの接続を可能にするHDMI(eARC / ARC)入力までも取り込み、その大きさやデザインを理由にHi-Fiオーディオを諦めていた方々にも満足できるサウンドで音楽を存分に楽しめる、まったく新しいHi-Fiコンポーネント。

画像: Marantz、「Marantz 10 Series」「MODEL M1」が2024年度グッドデザイン賞を受賞

ワイヤレス・ストリーミング・アンプ「MODEL M1」
¥154,000(税込)

●審査委員による評価
先進性と伝統を巧みに融合したモダンラグジュアリーなデザインを実現。多様な設置環境に柔軟に対応するシンプルな外観と繊細なディテールを持ちつつ、高級感を醸成するメッシュトップパネルの波紋模様は、控えめながら力強い存在感を放っている。放熱対策を考慮した開口面の巧みな配置は、高い性能と美しさを両立し、このブランドの一貫性を体現している。

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