イヤホン専門ブランド・SOUNDPEATSから、オープンタイプの完全ワイヤレスイヤホンの新製品「SOUNDPEATS Breezy」が発売された。価格は¥6,680(税込)で、発売記念として11月10日まで特別価格(Amazonにてクーポン使用)で購入できる。

画像1: SOUNDPEATSから、オープンタイプの新作完全ワイヤレスイヤホン「SOUNDPEATS Breezy」が発売。装着性がアップし、オープンタイプならではの音場再現も良好
画像2: SOUNDPEATSから、オープンタイプの新作完全ワイヤレスイヤホン「SOUNDPEATS Breezy」が発売。装着性がアップし、オープンタイプならではの音場再現も良好

 さて、SOUNDPEATS Breezyは、同社オープンタイプ「SOUNDPEATS GoFree2」の姉妹機で、型番となっているBreezy(そよ風という意味)を体現するように、軽やかな装着感を実現しているのが特徴と言えるだろう。

画像3: SOUNDPEATSから、オープンタイプの新作完全ワイヤレスイヤホン「SOUNDPEATS Breezy」が発売。装着性がアップし、オープンタイプならではの音場再現も良好

▼関連記事「SOUNDPEATSからオープンタイプの完全ワイヤレスイヤホン「SOUNDPEATS GoFree2」が登場。LDACサポートで、厚みのあるサウンドが楽しめる」

 GoFree2からは一部仕様の変更もあり――ドライバー(12㎜径ダイナミック型/GoFree2は16.2㎜)、対応コーデック(SBC、AAC/LDACが外れた)、駆動時間(イヤホン単体で約10時間/1時間延びた)、ユニット部の稼働(ユニット部分が動くことで、装着性をアップ)、より購入しやすい価格を実現している。

画像: ユニット部は90度動く
ユニット部は90度動く

 ここでは発売に先駆けて製品を試聴する機会を得たので、簡潔にその特徴を紹介していきたい(提供された製品でテストしている)。

 まずは装着感から。Breezyでは、JBLやクリエイティブメディアのオープンタイプモデルと同様に、ユニット部が稼働するようになったことで、装着がより簡単に行なえるようになった。GoFree2の記事でも書いたように、記者は耳が大きいこともあり、ユニットとフックの隙間が比較的小さいSOUNDPEATSの製品は、着けるのに少々難儀していたのだが、今回よりユニットが動くので、スッと着けられるようになった。

画像4: SOUNDPEATSから、オープンタイプの新作完全ワイヤレスイヤホン「SOUNDPEATS Breezy」が発売。装着性がアップし、オープンタイプならではの音場再現も良好

 加えて、着けた後にユニット部を耳穴の上に動かせるようになったことで、(コーデックは抜きにして)より厚みのある音が楽しめるようになったのは、大きな進化点だろう。逆に、記者は眼鏡を使っているので、フック部と柄の干渉があり、ユニット部を(下方向に)動かすと、フックの懸かりが甘くなり、落ちやすくなるので注意されたい。GoFree2ではフックの先端部が耳にひっかかりやすいように太くなっていたが、Breezyではなっていないので、ひっかかりが少なくなったようだ。ただし、ユニット部を耳穴の上に持ってくるのと、こないのでは、かなり音質が変わるので、製品の装着バランスがいいところを各自探してみてほしい。

 次に音質を紹介したい。ユニットを耳穴の上に持ってこない状態では、音が少し変調(?)するようで、高域が強調されて、キンキンしたサウンドになってしまうのだが、ユニット部をきちんと耳穴の上に来るようにすると、それが抑えられ(なくなり)、厚みのあるサウンドが楽しめるようになる。オープンタイプだけに音場の再現や定位感も良好で、ある意味、イヤホンではなくスピーカーをニアフィールドで聞いているような感覚が味わえる。以後は、ユニット部を耳穴の上に被せた状態で試聴している。なお、試聴コーデックはAAC。

 音質についてはLDACをサポートしない分、音の厚みやレンジ感については、GoFree2との差を受ける部分はあるが、12mm径のユニットのおかげで低域の量感も充分に味わえるし、ボーカルの定位もよく、おでこの前あたりにスッと歌い手が浮かんでくるようになるのは好印象だ。分解能はGoFree2に譲るので、ディテイルの再現性は今一歩だが、屋外(通勤時の電車内など)で使う分には不満は感じないだろう。

 コンテンツをハイレゾにすると、高域や細部の再現性、上方空間が拡大されるようになるので、コンテンツに即した再現性を持っていることは分かった。

 また、Breezyでは音声モードとして、「ゲームモード」「ムービーモード」「ダイナミックEQ」の3種類を持っているので、テストしてみた。記者はゲームをしないのでゲームモードについては音楽再生でのテストになるが、特段音質の変化は感じなかった(少しボーカルが強くなる程度)。

専用アプリ。音声モードは3種類用意

 映像配信コンテンツ(Netflix)も再生してみたが、試聴はAACで行なっていることもあり、ほぼ遅延はなく、わざわざムービーモードにしなくても……と思う。一応してみると、結構音質が変化する。音量が小さくなり、音場が小さくなり、レンジが狭くなり、音数が減り、音質が軽くなる。正直、あまりいいことはない。

 ダイナミックEQについては、低域を強調するモードであり、バスドラのような楽器の音がドンドコ強調され、低音の量感がマシマシになるので、低域・低音好きにはいいだろう。ゲームモード・ムービーモードと掛け合わせることもできる。

 オープンタイプのワイヤレスイヤホンが欲しい人、スマホでのゲームプレイに集中したい人、動画配信コンテンツを楽しみたい人には、注目の製品といえるだろう。

 なお、下記サイトでクーポンを使うと割引価格で購入できる。

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5%OFFクーポンコード:BRZYBKBLG31
対象商品:SOUNDPEATS Breezy
開始日:2024年10月14日(月)00:01~
終了日:2024年11月10日(日)23:59 まで
※Amazon商品ページ掲載のクーポンと併用可能
通常価格:¥6,680(税込)
購入先:
https://www.amazon.co.jp/dp/B0DBTVJ16Z
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SOUNDPEATS Breezyの主な仕様
Bluetoothバージョン:Bluetooth 5.4
対応コーデック:SBC、AAC
形式:オープンイヤー型
ドライバー:12mmデュアルマグネットダイナミック型
駆動時間:最大約10時間、約40時間(充電ケース併用)
充電時間:1.5時間(イヤホン)
充電端子:USB Type-C
ENC通話ノイズリダクション:〇
マルチポイント:〇
ゲームモード:〇
ムービーモード:〇
ダイナミックEQ:〇
専用アプリ:〇(PeatsAudio)
防水性能:IPX4
付属品:Type-C充電ケーブル、日本語取扱説明書、アプリガイド、ステッカー

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