Bowers&Wilkinsは本日、南青山の「ヴァルカナイズ・ロンドン@ザ・プレイハウス」において、同社ワイヤレス製品のローンチ(発売)イベントを開催した。ヴァルカナイズ・ロンドン@ザ・プレイハウスは、イギリスの最新ブランド・カルチャーを体験できるエンターテイメントハウス。今春より同ブランドの製品の展示・試聴・販売を行なってきた縁で、今回の会場に選定されたようだ。
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さて、会ではブランドの始まりから、製品設計・開発の基本にしているコンセプト、そして本会の主題でもある新製品――3ジャンル・5モデルの説明が行なわれた。
簡潔に紹介すると、創業者でもあるJohn Bowersは、第二次世界大戦後にラジオ店をオープン。製品を売るだけでなく、自分なりの音を実現するために行なったチューニングが評判を呼び、1966年にBowers&Wilkinsを創業したということだ。その際に掲げた理念が「True Sound」であり、John Bowersの言葉として「最高のスピーカーとは、――中略――失うものが最も少ないものである」が残されている。以後、その言葉に沿った製品の開発が続けられ、それは、フロア型スピーカーだけでなく、同ブランドが手掛けるすべての製品に透徹している、ということだ。
さて、発表された製品は下記の3ジャンルとなる。
●完全ワイヤレスイヤホン
「Pi6」
「Pi8」
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●ワイヤレスヘッドホン
「Px7 S2e」 新色:ルビー・レッド(9/27発売)
「Px8」 新色:ダーク・フォレスト(9/20発売)
●ワイヤレススピーカー
「Zeppelin Pro Edition」(発売未定)
完全ワイヤレスイヤホンの2モデルは、上の関連記事でも紹介しているように、この9月に新発売となった、同ブランドの新世代モデル。会場には、12月に発売となるカラーバリエーションモデル「フォレスト・グリーン」(Pi6)、「ジェイド・グリーン」(Pi8)も初展示されていた。
ワイヤレスヘッドホンでは、それぞれ新色が1色追加され、今月の発売となる。Px7 S2eが赤(ルビー・レッド)で、Px8は緑(ダーク・フォレスト)となる。市場では、アースカラーの人気も高いようで、服とのコーディネイトを楽しむ、という新たな市場も送出されているようだ。
Zeppelin Pro Editionでは、ユニットにメスが入ったそうで、トゥイーターがチタンコート仕様になったということだ。加えて、よりインテリアとして部屋に溶け込みそうな「ソーラー・ゴールド」カラーが追加された。詳しくは、製品の正式なリリースが届き次第紹介したい。