海外盤発売情報
米国盤『7月4日に生まれて』11月12日リリース

BORN ON THE FOURTH OF JULY
- 4K UHD BLU-RAY with DOLBY VISION and DOLBY ATMOS
4K DIGITAL RESTORATION

シャウト・ファクトリーから届いた4K UHD BLU-RAY『7月4日に生まれて』(1989)リリース・アナウンス。監督オリバー・ストーン監修・承認を経た、35mmオリジナルカメラネガからの最新4Kデジタルレストア/HDRグレード。HDRはHDR10とドルビービジョンをサポート。サウンドはリマスター・オリジナル5.1chトラックと、新たなリミックス・ドルビーアトモス・サウンドトラックを収録。アトモス・リミックスは本作のサウンドデザイナー、マイケル・ミンクラーが監修。

画像: 1080p HD

1080p HD

ロン・コヴィックがベトナムへ戦いに行ったとき、人びとは国旗を振って見送った。
そして、胸から下が麻痺という身体で帰国したとき、人びとは国旗を焼いていた。
独立記念日である7月4日に生まれたロン・コヴィックは、海兵隊員に憧れ、高校卒業後に志願兵としてベトナムに赴く。そこで女子供まで殺す米軍の実態を目の当たりにした彼は、アメリカ兵を誤殺して秘匿を命じられた。戦場の悲惨な現実に打ちのめされる中、自らも半身不随の重傷を負い、心身ともに傷ついて帰国する。だが祖国で彼を待っていたのは、未来のない車椅子での闘病生活と反戦活動の嵐であった。1968年に出版されてベストセラーとなったコヴィックの同名回想録を下敷きに、オリヴァー・ストーンが『プラトーン』に続いて再度ベトナム戦争を描いた力作。コヴァックに扮したのはトム・クルーズ。『レインマン』に続く主演作となるが、役作りに1年近くの歳月を費やしている。第62回アカデミー賞では作品賞ほか8部門にノミネートされ、監督賞と編集賞を受賞。

撮影は『JFK』『アビエイター』『ヒューゴの不思議な発明』でオスカーに輝くロバート・リチャードソン。パナビジョン・パナフレックス/35mmアナモフィック撮影。大胆なフィルター処理やブリーチバイパス(残銀処理)を多用した映像は、BLU-RAYでは随所でリンギングやバンディング等のアーティファクトに悩まされていたが、その改善とアップグレードが期待される。

音楽は御大ジョン・ウィリアムズ。ウィリアムズはラフカット版を鑑賞後、すぐにオファーを受諾。戦争の恐怖と殺戮を対比させるためにの、美しい弦楽オーケストラ。故郷から遠く離れたジャングルでコヴァックが失う、幸せに満ちた青春時代を表現するためのソロトランペット。戦争の悲惨さを強化するための音楽の対位法は新しい試みではないが、ウィリアムズの品格とセンス、そして比類のない才能によって本作の音楽はエモーショナルなものになっている。

サウンドデザインとリレコーディングミキサーは『ブラックホーク・ダウン』『シカゴ』『ドリームガールズ』でオスカーに輝くマイケル・ミンクラー、『クリフハンガー』『トゥルーライズ』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のウィリー・ステイトマン。前述した通り、ミンクラーは本盤収録のドルビーアトモス・リミックスを監修している。

SHOUT FACTORY EXCLUSIVE:UHD BLU-RAY + EXCLUSIVE 18" X 24" ROLLED POSTER $39.98

画像1: 2160p 4K

2160p 4K

SPECIAL FEATURES

  • NEW 4K RESTORATION OF THE FILM, from the Original Camera Negative Supervised and Approved by Director Oliver Stone
  • DOLBY VISION/HDR10 PRESENTATION OF THE FILM
  • REMIXED DOLBY ATMOS AUDIO TRACK, Supervised and Approved by Sound Mixer Michael Minkler
  • Remastered English DTS-HD Master Audio 5.1 Surround & 2.0 Stereo
  • Audio Commentary by Film Critic Matt Zoller Seitz
  • Audio Commentary by Co-Producer, Co-Writer and Director Oliver Stone

※ More details coming soon

画像2: 2160p 4K

2160p 4K

1976年、民主党全国大会でのコヴィックの演説をテレビ中継で見たアル・パチーノは、すぐに興味を示し、回想録を手にした。『狼たちの午後』などパチーノとのコンビ作も多いプロデューサー、マーティン・ブレグマンは回想録の映画化権を取得。77年6月クランクインを目指してプロジェクトがスタートするが、パチーノやブレグマンを満足させる脚本が得られず、製作は一時頓挫する。1978年、ストーンが映画化権を買い取り、新しい脚本執筆に取り掛かった。その後、パチーノとブレグマンが降板、プロジェクトは暗礁に乗り上げ、ふたたび始動したのは1987年4月のことであった。

DISC & FILM SPECS

TitleBORN ON THE FOURTH OF JULY
ReleasedNov 12, 2024 (from Shout Factory)
SRP$39.98
Run Time145min
CodecHEVC / H.265 (Resolution: Native 4K / DOLBY VISION / HDR10 compatible)
Aspect Ratio2.39:1
Audio FormatsEnglish Dolby Atmos (48kHz / 24bit / Dolby TrueHD 7.1 compatible), English DTS-HD Master Audio 5.1 (48kHz / 24bit), English DTS-HD Master Audio 2.0 (48kHz / 24bit) ※other format(s) TBA
SubtitlesEnglish SDH ※other subtitle(s) TBA
タイトル7月4日に生まれて
1989
監督オリヴァー・ストーン
製作A・キットマン・ホー オリヴァー・ストーン
製作総指揮N/A
脚本オリヴァー・ストーン ロン・コヴィック《原作》ロン・コヴィック
撮影ロバート・リチャードソン
音楽ジョン・ウィリアムズ
出演トム・クルーズ レイモンド・J・バリー キャロライン・カヴァ キーラ・セジウィック フランク・ホエーリー ジェリー・レヴィン ウィレム・デフォー トム・ベレンジャー ジョシュ・エヴァンス スティーヴン・ボールドウィン ジョン・ゲッツ リリ・テイラー ボブ・ガントン ジョン・C・マッギンレー マイケル・ウィンコット デイル・ダイ ウィリアム・ボールドウィン トム・サイズモア ウェイン・ナイト ブライアン・ラーキン リチャード・パネビアンコ エド・ローター

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