この秋の話題作、『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』(通称『ジョーカー2』)が、いよいよ10月11日(金)に全国ロードショーされる。それに先駆け、日本時間9月4日(水)に、第81回ベネチア国際映画祭コンペティション部門にてワールドプレミアが行われた。

 上映に伴い実施されたレッドカーペットセレモニーには、ホアキン・フェニック、レディー・ガガ、トッド・フィリップス監督らが登場し、同日開催となった記者会見にも登壇した。

画像1: 『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』が、第81回ベネチア国際映画祭コンペティション部門にてワールドプレミア! ホアキン・フェニックス、レディー・ガガらがコメントを発表

 ホアキンは世界中が公開を待ち望む本作について「なぜ多くの人が前作に共感したのかは正直わからないです。それぞれの観客が、それぞれ違った要素に惹かれたんだと思います。いつもみなさんが語る内容に驚かされます。今回の作品は≪安心を感じる愛への追求と切望≫だと思います」と語った。

 さらに本作の重要な要素のひとつとなる“音楽”について、「物語に合わせて選び抜かれた曲だからこそ、その解釈を理解することが鍵でした。歌唱シーンの撮影はすべてライブで録音されたものです。テイクごとに声が異なって、とてもエキサイティングな体験でした」と撮影の裏側を告白。

画像2: 『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』が、第81回ベネチア国際映画祭コンペティション部門にてワールドプレミア! ホアキン・フェニックス、レディー・ガガらがコメントを発表

 続いて物語のカギを握る謎の女、リーを演じたレディー・ガガは、「ホアキンと仕事ができたのは本当に光栄だったし、とても楽しい体験でした。彼には解き放たれて自由なところがあって、これまでのわたしの映画経験とはまったく異なるものになりました。毎日、いかに正直で、真実にみちた瞬間を表現するかということに集中しました」と撮影当時を振り返りつつ、「トッド監督が伝えるストーリーはとても興味深いもので、“これは絶対に思いつかない”というものに仕上がっています。みなさんには、私たちが決めるのではなく、映画を観て自分自身でこの作品のテーマを見つけ出してほしいです」と語った。

画像3: 『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』が、第81回ベネチア国際映画祭コンペティション部門にてワールドプレミア! ホアキン・フェニックス、レディー・ガガらがコメントを発表

 トッド・フィリップス監督は、「私たちとしては大きなプレッシャーを感じていました。実際に続編を作ることになったとき、私たちは大胆でなければいけなかったし、続編だとしても前作と比べて予想外の作品にするには、どうするべきかと考えていきました。前作のジョーカーは、目には見えなくても彼の心の中には音楽と愛が溢れていた。本作では客観的な視点よりも、ジョーカー自身の目を通して多くの情報が表現されている。そしてリアリズムという点では共通しますが、より想像的で象徴的なシーンが多くあるのが、本作の特徴だと思います。そして…この作品は、一作目に対する“答え”ではないとも加えておきます」とコメント。公式上映後には、観客からキャスト・監督に向けて12分間に渡るスタンディングオベーションと称賛の歓声が贈られた。

 そして本日、ベネチア国際映画祭出品を記念して、新たな映像が公開された! その様子はこちらでご覧いただきたい。

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『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』
●10月11日(金)全国劇場公開●配給:ワーナー・ブラザース映画
<ストーリー> 理不尽な世の中の代弁者として時代の寵児となったジョーカー。彼の前に突然現れた謎の女リーとともに、狂乱が世界へ伝播していく。孤独で心優しかった男の暴走の行方とは? 誰もが一夜にして祭り上げられるこの世界——彼は悪のカリスマなのか、ただの弱き人間なのか? 衝撃のラストに備えよ。

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