ハーマンインターナショナル(Hall D1)
ハーマンインターナショナルはD棟1階のHall D1で、JBL、マークレビンソン、アーカムなどのブランド製品を展示。同時に、常に同社取扱製品が聴けるよう試聴会が催されており、ポピュラーなモデルからハイエンドまで様々なシステムを楽しむことができた。
製品展示では、2024モデルとして発売したばかりのスピーカーシステム「JBL STAGE2」シリーズやインテグレーテッド・ミュージックシステム「JBL L42ms」をはじめ、スタジオモニターシリーズ、リファレンスハイグレードモデルなど豊富な製品ラインナップを再認識できた。アーカムの24年モデルも展示されるなど、多くの注目モデルが確認できた。
アーカムのプロダクツには、現在クラウドファンディングプロジェクト中のRadiaシリーズの「A5」インテグレーテッドアンプと「CD5」CDプレーヤーも展示されていた。
エイ・アンド・エム(D401)
エイ・アンド・エムのブースD401では、チューブアンプのエアータイト製品を中心に充実した試聴機を用意、スピーカーにマジコとソナスファベールを据えてデモンストレーションした。エアータイトの新モデルとしては、EL34PPのパワーアンプ「ATM-1 2024 edition」が試聴機器の中央に据えられていた。
ディーアンドエムホールディングス(デノン/G701)
ディーアンドエムホールディングスのデノンおよびダリの製品展示や講演が行なわれたG701ブースでは、つい先ごろ発表されたばかりのデノンのトップグレードプリメインアンプ「PMA-3000NE」やリーズナブルなワイヤレス・ストリーミングアンプ「Denon Home Amp」を展示。ダリは、新ラインナップのRUBIKOREシリーズスピーカーの展示のほか、今年40周年のアニバーサリーイヤーということで、同ブランドのヘリテッジモデルを並べた特別展示も行なわれた。会場にはダリのCEO、ラース・ウォーレ氏が来日し、ブースを訪れた来場者へ挨拶する場面もあった。
同社の試聴イベントの中には、麻倉怜士氏とHiViの辻編集長による特別講演「Special Talk デノンAVC-A1H meets HiVi」が開催期間中1日1回実施された。
●取材・写真・テキスト:長谷川 圭