カルチャーメディア・リアルサウンドテックによる、ヘッドホン、イヤホンの展示・試聴イベント「オーディオLABO Session1」が現在、代官山にある蔦屋書店1号館・2F音楽フロアで開催中だ（～7月21日まで）。会場には、オーディオ評論家の野村ケンジ氏もスタンバイしていて、来場者のオーディオに関する相談にも乗ってくれるという。
出展ブランドは、Shokz、intialA、nwm、ELAC、SHANLING、LUXURY＆PRECISION、Oriolus、HIFIMAN。それぞれが、個性的な製品を展開しているので、それが一堂に楽しめるのも、注目だろう。各社の製品が試聴可能な状態で展示されているので、気になった方は、代官山までレジャーがてら足を延ばしてみてもいいだろう。ちなみに会場は、代官山駅から歩いて行った場合、一番遠い建物の2Fになるのでご注意を（比較的オーディオイベントを開催している建物とは別）。
ちなみに、会場で展示していたSHANLINGのCDプレーヤー「EC Smart」は、5台限定で販売中ということだ。その場で購入して持ち帰れるという。早い者勝ちなので、気になった方は会場へ。
ここでは各展示の模様を簡潔に紹介したい。
nwm（ヌーム）では、7月18日に発表・発売したばかりのほかほかの新製品・ワイヤレスヘッドホン「nwm ONE」を展示していた。ブランド初のヘッドホンであり、同時にフラッグシップを目指した製品で、ミニマルなデザインの中に、同社の持つ音響技術――「PSZ」「Magic Focus Voice」を同時に搭載したのが特徴。音質についてもフラッグシップモデルらしく、トゥイーターとウーファーという2ウェイの仕様で、Dレンジが広く、解像感や音場感に優れたサウンドが楽しめるようになっている。価格はオープンで、想定市場価格は4万円前後。
▲「nwm ONE」
▲オープンタイプなので、ユニットの周囲は抜けていて、周りの状態を確認できるようになっている
Shokzでは、5月に発売したばかりの新製品「OpenFit Air」と「OpenSwim Pro」をメインに訴求。前者はオープンタイプの完全ワイヤレスイヤホン、後者は左右のユニットがつながった骨伝導式の製品。Swimという型番の通り防水の仕様で、水泳をはじめ、各種トレーニングやエクササイズで活躍しそうだ。会場が代官山・土曜（休日）ということもあり、家族連れ、カップル、インバウンドの外国人観光客などの多彩な来場者が、足を止めて製品に見入っていた。
Oriolusでは。ポタアン、DAP、イヤホンと取り扱いブランドの中から特選の製品を展示していたが、その中でも注目なのは、届いたばかりというUSBタイプのポータブルDACアンプ「W2 Ultra」（楽彼・LUXURY＆PRECISION）。見た目は「W4EX」そっくりながら、中身は刷新。シーラスロジックの「CS43131」DACチップを搭載し、サウンドの空間表現をアップ。出力も向上しているそうで、最大890mWを実現しているそうだ（それもあり、内部の冷却についても強化されているという）。7月末の発売で価格は5万円前後とか。
▲一番下、緑の製品が「W2 Ultra」
▲OriolusのDAP「DSP-L2」は数量限定生産だが、まだ入手可能とか
HIFIMNANでは、人気の完全ワイヤレスイヤホン「SVANAR Wireless」3兄弟、ヘッドホンシステム「mini Shangri-La」、発売したばかりのハイエンドヘッドホン「SUSVARA UNIVEILED」などなど、人気のラインナップを試聴可能な状態で展示していた。
▲今回モデルを務めてくれた「鶴田麗子」さん（オスカープロモーション所属）のお気に入りは、「SVANAR Wireless」とか
▲ハイエンドヘッドホン「SUSVARA UNIVEILED」
▲SHANLINGのCDプレーヤー「EC Smart」も展示。会場では、5台限定で先行販売中。早いもの勝ちだそうなので、気になる方はお早めに
オーディオLABO Session1
●日時：7月20日（土）・21日（日） 11:00?19:00
●場所：代官山 蔦屋書店1号館 2階 音楽フロア
●入場無料
●出展メーカー・ブランド（順不同）：Shokz、initial A、nwm、ELAC、SHANLING、LUXURY&PRECISION、Oriolus、HIFIMAN
