クリエイティブメディア(CREATIVE/Super XFi)
クリエイティブメディアのブースでは、オープンタイプの完全ワイヤレスイヤホン「Creative Outlier Go」(直販サイト価格¥7.980、7月31日まで発売記念価格¥5,980、税込)を体験可能だ。
カスタムチューニングを施した14.2mmダイナミック型ドライバーを搭載し、柔軟性のあるイヤーフックと広い可動範囲を備えることで、快適な装着性を実現した。実際に会場でCreative Outlier Goの音を確認させてもらったが、騒がしい中でも音楽の旋律がしっかり聴き取れ、かつ隣の人との会話もスムーズにできた。これなら屋外の使用もぴったりだろう(本体はIPX4相当の防滴性も備える)。
さらに同社ブースには、独自のヘッドホンオーディオホログラフィ技術「SXFI(Super X-Fi)」を搭載した完全ワイヤレスヘッドホン「Zen Hybrid SXFI」(同¥10,800、税込)と、完全ワイヤレスイヤホン「Creative Zen Air SXFI」(直販サイト価格¥7,980、税込)も展示されている。
内蔵されたSuper X-Fiは最新の第4世代で、さらにこれまでは送信機側でSXFIの処理を行った後にヘッドホン/イヤホンに信号を伝送していたのに対し、両モデルでは本体側にSXFI機能を搭載して、再生機を問わずその効果を楽しめるようになっている。
クラシックのハイレゾ音源でSXFIのオン/オフを聴き比べてみた(右イヤーカップのボタンで簡単に切り替えできる)。オフでは頭内定位感があり、音場も頭の周りに広がっている印象だが、SXFIをオンにするとステージの定位感が少し前方に移動し、空間の広がりが増してくる。音量は少しアップするようだが、音質には影響がないのも嬉しい。この変化は一聴(?)瞭然なので、ぜひ会場で体験していただきたい。
JBL
JBLでは、先日発売された完全ワイヤレスイヤホン「JBL LIVE BEAM 3」(直販サイト価格¥28,050、税込)と、同シリーズの最新版となる「JBL LIVE BUDS 3」(同¥26,950、税込、7月18日発売)を展示している。
どちらも充電ケースに液晶ディスプレイを装備し、ここから音楽再生などの操作ができるのが特長で、さらにユーザーからの要望に答えてハイレゾコーデックのLDACにも対応していることが注目を集めた。
特にLIVE BUDS 3を試聴できるのは、同モデルの発表以降は今回が初めてということもあり、それを目当てにJBLブースを訪れる人も多いようだった。
Technics/SOUNDSLAYER
パナソニックは、SOUNDSLAYERブランドで発売しているネックスピーカー「SC-GNW10」を使ったゲーム映像のデモも行っていた。SC-GNW10は昨年発売されたモデルで、本体左右にフロント/リア用にそれぞれ2基、合計4基のドライバーを内蔵し、首に装着することで臨場感のあるサラウンドサウンドを体験できるもの。
5.1ch信号を送信機でSC-GNW10に適した4chサラウンド音声に変換、本体との間は2.4GHzの無線信号で伝送される。この無線も専用方式とのことで、ゲーム再生で重要な遅延も抑えているそうだ。なお送信機側はUSB Type-Cコネクターで再生デバイス等に接続する。
PHILIPS
フィリップスでは有線イヤホン「TAE7009」(¥7,980、税込)の試聴機を準備し、多くの方にその音を聴いて欲しいとアピールしていた。TAE7009は同ブランド初のIEMで、10mmダイナミック型ドライバーを搭載したモデル。
実際にウォークマンとの組み合わせで音を確認させてもらったが、低音の誇張感などもなく、ナチュラルな女性ヴォーカルを楽しむことができた。2pinタイプのコネクターを採用してリケーブルもできるなど、価格帯を超えたパフォーマンスも備えている。
ナイコム(LETSHUOER)
ナイコムブースでは、ポタフェス2024の初日に発売したばかりのLETSHUOERの有線イヤホン「S08」(¥17,450、税込)が話題を集めていた。
S08は、独自開発したカスタム第4世代13mm平面駆動型ドライバーを搭載したモデルで、平面駆動ドライバーの安定性が向上、音の歪みを抑制したのがポイントとなる。数字の「8」をイメージした流線型の筐体は、軽量アルミ合金素材を高精度CNC加工によって製造。ブラックとシルバーの2色が準備されている。