シーエスフィールドは、新たにフランスの平面スピーカーメーカーの代表格でもある「DIPTYQUE AUDIO」(ディプティック・オーディオ)の取り扱いを開始した。

 同社は2010年創業の比較的若いメーカーであり、ジル・ドゥジエッシュ氏とエリック・ボワ氏の二人によって設立されたという。以後、2017年には世界市場へと進出を果たし、いまでは33ヵ国でその製品を流通させているそうで、ひじょうに評価も高く、ハイエンド・フラッグシップスピーカーとしての認知も広まっている、としている。

 そうした背景を持つメーカーの日本進出第一弾となる製品は、最新の「DP 160MKII」。同社の製品は、フランスのモントーバンの工房で一貫生産されているそうで、妥協を許さない徹底した品質保証を行なうために、弦楽器製作の職人と同様に、各パーツを手作業で組み立てているそうだ。そこにはもちろん、同社の持つ独自のノウハウが存分に詰め込まれている。完成品は、音響測定、および試聴試験を経て、出荷されるということだ。

 さて、今回日本に導入されるDP 160MKIIは、最も要求の厳しいミュージック・ラヴァー向けのハイエンドモデルになるそう。コンサートの迫力をリビングルームで味わえる妥協のないスピーカーとして設計され、同社の持つノウハウがすべて凝縮されている。最適化された独自の「PPBM原理」(※)に従って動作する2つの中低音域用セルが搭載され、より広範囲に渡ってリニアな低音を得るために、テンションが微調整されている。さらに、全長55cmにわたるリボントゥイーターは、広帯域をカバーし、一貫性のある自然なサウンドを再現する、としている。

※PPBM(プッシュ・プル・バイポーラ・マグネット)
バイポーラ・マグネットが、振動膜の前後に配置されていて、膜が動いた時にコイル(アルミテープ)を一定の磁場の中に維持することができ、厳格な制御が可能となる。

DP 160 MKIIの主な仕様
タイプ:ダイポール/2ウェイ
感度:87dB/1W/1m/2.83V
インピーダンス:6Ω
クロスオーバー:1600Hz
帯域幅:30Hz~22kHz
許容入力:200W(推奨アンプ60W以上)
寸法(高さ/幅/奥行):1610×530×47mm
質量:50kg
価格:¥6,000,000(ペア、税別)
オプション:特別カラー(155RALカラー・本体) ¥220,000(税別)

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