SOULNOTE (ソウルノート)から、ステレオパワーアンプ「A-3 core」が(¥1,408,000、税込)が発売される。プレミアム・シルバーとプレミアム・ブラックの2色展開で、7月の登場を予定している。

画像1: ソウルノートから、「A-3 core」が7月に登場。プリアンプ「P-3」で達成したGND完全分離テクノロジーを応用したステレオパワーアンプ

 同社ではこれまでに、3rdステージモデルのアンプとしてプリアンプ「P-3」、モノーラルパワーアンプ「M-3」、プリメインアンプ「A-3」を発売してきた。今回のA-3coreは、A-3をパワーアンプ化した製品となる。

 その特長として、プリアンプP-3で達成したGND完全分離テクノロジーを応用した。大電流を扱うステレオパワーアンプにおいて、GNDの筐体非接地の前例はなかった。今回はシンプルな無帰還回路、最適化されたアートワーク設計、大電流ループの最小化、インダクタンス成分の排除等々により、パワーアンプ の筐体非接地を達成し、左右GND完全分離ステレオパワーアンプを実現したという。

 出力段にはM-3で採用したTO3(メタルキャンタイプ)バイポーラトランジスターによるシングルプッシュプルSEPP回路を採用。超低域から超高域まで、滲みのない音楽再生を実現している。

画像2: ソウルノートから、「A-3 core」が7月に登場。プリアンプ「P-3」で達成したGND完全分離テクノロジーを応用したステレオパワーアンプ

 メインヒートシンクには、軽量小型の銅板製ヒートシンクを採用。このヒートシンクはTO3トランジスターへの給電バスバーを兼ね、またTO3トランジスターの端子はバスバーを貫通し、直下の基板に直接マウントされている。ヒートシンクがシャーシから物理的に独立する事による解放感や透明感など、音質的な効果も絶大という。さらにA-3 coreでは、電源基板とアンプ基板をバスバーヒートシンクで連結してブロック化する構造部材をも兼ねるなど、一石四鳥のヒートシンクとなっている。

 電源トランスは、メイン用に700VA 未含浸トロイダル電源トランスを左右2個使用。さらにコントロール系電源トランスを含む3電源トランスをひとつの筐体に詰め込んでいる。磁力線が基板に並行になるように、すべて垂直にマウントされている。

 整流コンデンサーには、特別に選別された470μFの高耐圧小容量低倍率箔フィルターコンデンサーを採用。その使用本数で容量を最適化し、電源トランスの負荷を軽減する事で、超強力な電源トランスの実質レギュレーションを向上させている。整流ダイオードには、許容突入電流値が強化された最新スペックのSiCダイオードを採用。考えうる最強かつハイスピードな電源構成だそうだ。

画像3: ソウルノートから、「A-3 core」が7月に登場。プリアンプ「P-3」で達成したGND完全分離テクノロジーを応用したステレオパワーアンプ

 アンプブロック、各端子、ACインレット、トップカバー、ボトムカバーはすべてフローティングし、無固定化されている。特にアンプブロックは、チタン製スライダーによる3点横滑り構造を採用。電源トランスの振動から逃れながら、自らの固有振動も開放する。

「A-3 core」の主なスペック

●最大出力:120W×2(4Ω)
●全高調波歪率:0.27%(8Ω、1W)
●周波数特性:2Hz〜200kHz(±3dB、8Ω、1W)
●入力感度/インピーダンス:480mV/24kΩ
●ゲイン:33dB
●消費電力:180W(無信号時86W)
●寸法/質量:W454×H189×D435mm(脚部含む)/約29kg

This article is a sponsored article by
''.