KOJO TECHNOLOGYでは、コンセント型仮想アース「Crystal Eop-G」(¥180,000、税別)を7月4日に発売する。予約開始日は6月6日を予定。同社がこれまで展開してきたBOX型仮想アース「Crystal E」シリーズや、スティック型仮想アース「Crystal Ep」シリーズに続く第三段となる。

 壁や電源タップの空きコンセントに挿して使うタイプで、有効表面積はこれまで同社仮想アース史上最高とされていたCrystal E-Gを大きく上回るそうだ。

画像: KOJO TECHNOLOGYが、コンセントプラグ型仮想アース「Crystal Eop-G」を発売。オーディオシステム全体に効果を発揮

 既発売のCrystal EpやCrystal E-Gの内部には、特殊アルミ電解コンデンサーが採用されている。同コンデンサーの±両電極(高純度アルミ箔)に施されたエッチング処理により海綿体構造に似た空洞が無数に形成され、1個当たり 11,000平方センチメートルという導体表面積が確保されていた。

 しかしこれを複数個使っても、オーディオシステム全体担う表面積としては足りなかった。そこで同社では、導体表面積拡大に貢献できる素材選びや新技術開発を続け、ようやく電気二重層コンデンサー(スーパーキャバシター)に利用される技術に辿り着いたそうだ。

 そこでは特殊アルミ電解コンデンサーの電極(エッチング処理)構造と共に、多孔質活性炭が加えられている。この多孔質活性炭は微細孔が豊富で空隙(くうげき)率が高く、想像を絶する表面積の拡大に貢献するそうだ。Crystal Eop-G にはこの電気二重層コンデンサーが8本充填され、Crystal E-Gの約1,200倍、CrystalEpシリーズの7,200倍以上を実現している。

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