マクアケでは5月30日正午に、LGのDLPプロジェクター「CineBeamQ」のクラウドファンディングをスタートする。一般販売価格¥169,800(税込)のところ、最速割(10台限定)では¥109,800、超速割(20台限定)は¥114,900といった具合に、合計350台までお買い得価格で購入可能だ(関連リンク参照)。
そのCineBeamQはRGBレーザー光源搭載プロジェクターで、DLPデバイスを使った画素ずらし方式により、最小50インチ(投射距離133mm)〜最大120インチ(同319mm)の4K映像を投写できる。ちなみにCineBaemQは上記の範囲ならどこでもピントが合うようにレンズ設計されているので、フォーカス調整も必要ない。
しかも小型カメラとセンサーを内蔵しており、壁面に向けてぽんと置くだけでも、CineBeamQが画角を自動判別してきちんとした正方形になるように補正してくれる。つまり大画面を見る時だけプロジェクターを取り出してくればいいわけで、簡単に “お片付けシアター” を実現できることになる。
加えて壁面に凸凹があって四隅の修正だけではフラットな画面が実現できない場合でも、画面上の5または9ポイントで縦線、横線を微調整する機能も備えている(マニュアル操作)。
本体には360度回転キャリングハンドルも設けられているが、これはスタンドとしても機能し、本体をテーブルに乗せて俯角をつけるといった使い方もできるわけで、そういった場合にもこれらの画角調整、凹凸調整機能は活躍するだろう。
webOS搭載で、NetflixやPrimeVideo、Disney+などのストリーミングサービスを楽しめる(別途契約は必要)。その他にeARC対応HDMI入力、映像データ入力対応USB Type-Cなども備えており、パッケージソフトの再生も可能だ。他にもAirPlay2、Screen Share、Miracastにも対応済みとのことだ。
その映像信号はHDR(HDR10、HLG、HGiG)の再生が可能で、さらに大画面でも高画質に楽しめるようSuperResolution(超解像)や、フレームレートの低い映像も滑らかに再現するTruMotion機能も備えている。
ちなみにUBS Type-Cからは給電も可能で、65Wのバッテリーをつなげばモバイル用途でも活躍するだろう。3Wのスピーカーも内蔵しているので、屋外でも音無しということにはならない。
CineBeamQは1チップDLPプロジェクターなので、時間分割でカラー映像を再現しているが、DLPデバイスの反射速度を活かし、480Hz以上の周波数でRGBを切替えている。この恩恵もあり、カラーブレイキングノイズが気になることはなかった。
お片付けシアターとしてもモバイル用途でも楽しめるCineBeamQは、身近に大画面を楽しみたいというユーザーには最適な製品だろう。気になる方はクラウドファンディングのサイトをチェックしていただきたい。