ESOTERIC(エソテリック)は、SACD/CDプレーヤー「K-01XD」「K-03XD」に新しいディスクリート・クロック技術とDACのアナログ部のアップグレードを加えたSEモデルを発売する。また、K-01XD、K-03XD のユーザーを対象とした有償バージョンアップサービスも期間限定(受付期間6月3日〜10月31日)で実施される。

●SACD/CDプレーヤー:
K-01XD SE ¥2,310,000(税込、6月3日発売)
K-03XD SE ¥1,595,000(税込、6月3日発売)

●バージョンアップサービス:
VUK-K01XDSE ¥440,000(税込、K-01XD →K-01XD SE バージョンアップサービス)
VUK-K03XDSE ¥440,000(税込、K-03XD →K-03XD SE バージョンアップサービス)

画像: K-01XD SE

K-01XD SE

 同ブランドのKシリーズは、2010年にオリジナルモデル「K-01」「K-03」が登場、その類まれなる音楽再生能力が高く評価され、世界中でデジタルプレーヤーのリファレンス機としての地位を不動のものとした。

 最新のSEモデルとなるK-01XD SEは、Grandioso K1X SEの流れを汲んだ、ターンテーブル・ブリッジ部の厚みが20mmの「ATLAS 01」VRDSメカニズムを搭載し、Master Sound Discrete DACも「IDM-01」増幅素子など、より高品質な部品を採用。左右のDACに専用の電源部を持たせた、合計4基の独立電源トランスを搭載している。弟機K-03XD SEは、ブリッジ厚18mmの「ATLAS 03」VRDSメカニズム、Master Sound Discrete DACを採用し、合計2基の独立電源トランスという構成だ。

 また今回のモデルでは、Grandioso SEモデルで採用された「Master Sound Discrete Clock」を新たに搭載し、DACのアナログ回路をブラッシュアップすることで、進化した臨場感、ダイナミクス、音楽性に溢れた音色のテクスチャーが楽しめるようになったそうだ。

 なお両機は5月9日よりドイツで開催される世界最大規模のオーディオショウ「HIGH END Munich 2024」でワールドプレミアとなり、日本国内は6月3日から出荷が開始される。

画像: K-01XD SEのリアパネル。端子の構成はK-03XD SEも共通

K-01XD SEのリアパネル。端子の構成はK-03XD SEも共通

K-01XD SE 主な特長
●ブリッジ厚 20mm の「VRDS-ATLAS(ATLAS 01)」トランスポートメカニズム
●プレミアムグレードの部品を採用した完全自社設計「MasterSound Discrete DAC」搭載
●独自開発の 64ビット/512Fs 対応ΔΣモジュレーターとFPGAプログラム
●独自の増幅素子「IDM-01」など、DAC 回路のアナログ部のディスクリートパーツをブラッシュアップ
●電流伝送強化型出力バッファー回路、ESOTERIC-HCLD(2,000V/μs)
●音楽のエネルギーを余すところなく伝送する独自の電流伝送「ES-LINKAnalog」
●「Master Sound Discrete Clockfor Digital Player」搭載
●クロックシンク機能
●4基の電源トランス構成(DAC用は左右それぞれに専用トランスを配置)
●ディスクリート構成のローフィードバックDCレギュレーター
●スーパーキャパシター「EDLC」を合計71本(合計容量 1,850,000μF=1.85F)搭載
●2/4/8/16倍(最大768kHz)アップコンバート、PCM > DSD(22.5MHz)コンバート
●DSD22.5MHz、アシンクロナス伝送対応のUSB端子
●両面にボタンを配したリモコンで、アンプの操作も可能(RC-1333)

画像: トランスポートメカニズム。左がK-01XD SE用で、右がK-03XD SE用

トランスポートメカニズム。左がK-01XD SE用で、右がK-03XD SE用

K-03XD SE 主な特長
●ブリッジ厚18mmの「VRDS-ATLAS(ATLAS 03)」トランスポートメカニズム
●完全自社設計「Master Sound DiscreteDAC」搭載
●独自開発の64ビット/512Fs 対応ΔΣモジュレーターとFPGAプログラム
●DAC回路のアナログ部のディスクリートパーツをブラッシュアップ
●電流伝送強化型出力バッファー回路、ESOTERIC-HCLD(2,000V/μs)
●音楽のエネルギーを余すところなく伝送する独自の電流伝送「ES-LINKAnalog」
●「Master Sound Discrete Clockfor Digital Player」搭載
●クロックシンク機能
●2基の電源トランス構成(デジタル/アナログ回路を独立)
●ディスクリート構成のローフィードバックDCレギュレーター
●スーパーキャパシター「EDLC」を合計26本(合計容量 650,000μF=0.65F)搭載
●2/4/8/16倍(最大768kHz)アップコンバート、PCM>DSD(22.5MHz)コンバート
●DSD22.5MHz、アシンクロナス伝送対応のUSB端子
●両面にボタンを配したリモコンで、アンプの操作も可能(RC-1333)

両モデルの主なスペック

●接続端子:アナログ音声出力2系統(XLR/ESL-A、RCA)、デジタル音声出力2系統(XLR、RCA)、デジタル音声入力2系統(RCA、光)、USB Type-B端子、クロックシンク入力(BNC、10MHz)
●周波数特性(3dB):5Hz〜30kHz
●S/N比(IHF-A):113dB●歪率(1kHz):0.0007%
●寸法/質量:W445×H162×D438mm(突起部含む)/31kg(K-01XD SE)、28kg(K-03XDSE)

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