海外盤発売情報
米国盤『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』 2024年6月25日リリース
INVASION OF THE BODY SNATCHERS - 4K UHD BLU-RAY with DOLBY VISION
4K DIGITAL RESTORATION
キーノ・ローバーから、侵略SFの古典『盗まれた街』を、習作時代の名匠ドン・シーゲルが映画化した『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』(1956)の4K UHD BLU-RAYリリース・アナウンスが届きました。残存する最良の35mm素材(インターポジ、プリント)からの最新4Kデジタルレスト/HDRグレード。HDRはHDR10とドルビービジョンHDRをサポート。収録は劇場公開2.00:1スーパースコープサイズ(※後述)同じく劇場公開1.85:1ビスタサイズの2バージョンを収録。
カリフォルニアの片田舎にあるサンタミラで、奇妙な現象が蔓延しつつあった。この小さな町が異星生命体の侵略を受け、人間のクローンが次々と複製されているのだ。その事実を知った医師マイルズは、恋人を連れて町を脱出しようとする・・・。共同脚本はサム・ペキンパー。本作以降、78年『SF/ボディ・スナッチャー』93年『ボディ・スナッチャーズ』 2007年『インベージョン』とリメイクされ、多くのSF映画やホラー映画に影響を与えた傑作SFサスペンス・スリラー。主演はオスカー候補となった『セールスマンの死』やジョー・ダンテ監督作品で知られるケヴィン・マッカーシー。
撮影は『サヨナラ』『5月の7日間』のエルスワース・フレデリックス。 音楽は『カバーガール(オスカー受賞)』『明日に別れの接吻を』のカーメン・ドラゴン。音響エンジニアは『昼下りの情事』『荒野の七人』のデル・ハリス。
SPECIAL FEATURES
DISC ONE - 4K BLU-RAY
- BRAND NEW HDR10/DOLBY VISION HDR MASTERS – FROM A NEW 4K SCAN OF THE BEST AVAILABLE 35MM ELEMENTS
- INCLUDES BOTH THE 2.00:1 AND 1.85:1 IN HDR
- NEW Audio Commentary by Film Historians Steve Mitchell and Nathaniel Thompson
- NEW Audio Commentary by Professor and Film Scholar Jason A. Ney
- Audio Commentary by Actor Kevin McCarthy and Dana Wynter, Moderated by Legendary Filmmaker Joe Dante
- Audio Commentary by Film Historian Richard Harland Smith
- Optional English Subtitles
DISC TWO - BLU-RAY
- BRAND NEW HD MASTERS – FROM A NEW 4K SCAN OF THE BEST AVAILABLE 35MM ELEMENTS
- INCLUDES BOTH THE 2.00:1 AND 1.85:1 IN SDR
- NEW Audio Commentary by Film Historians Steve Mitchell and Nathaniel Thompson
- NEW Audio Commentary by Professor and Film Scholar Jason A. Ney
- Audio Commentary by Actor Kevin McCarthy and Dana Wynter, Moderated by Legendary Filmmaker Joe Dante
- Audio Commentary by Film Historian Richard Harland Smith
- The Fear is Real: Featurette (12:26)
- The Stranger in Your Lover's Eyes: Featurette (11:54)
- No Longer Belong – The Rise and Fall of Walter Wanger: Featurette (21:08)
- 1956 and 1978 Theatrical Trailers
- Optional English Subtitles
スーパースコープ(ワイドスクリーン方式)
1954年、劇場上映のワイドスクリーン化に伴って登場。ジョセフ&アーヴィング・タシンスキー兄弟が設立したスーパースコープ社が開発、RKOスタジオが採用した。スタンダードな35mmカメラで撮影、ネガフィルムの上下をトリミング、横方向に圧縮したポジを作る。作業はテクニカラー現像所が担当。上映時にアナモフィックレンズで横拡張するが、サウンドトラック部分を考慮すると2.00:1アスペクトが最適と判断された。撮影にはシネマスコープ(アナモフィックレンズ)の光学系よりも、はるかに高速で軽量な球面レンズが使用された。また最終プリントを作成するために、ネガフィルムをトリミングする必要があったため、深い被写界深度を得られる短焦点レンズが多用されている。初の採用作品はジョン・スタージェス監督作『海底の黄金』であったが、採用第2作ロバート・オルドリッチ監督西部劇『ヴェラクルス』が最初(1954年)に上映されている。この方式は短命に終わり、製作本数は9作品。その後、スーパースコープ235方式に進化、上映アスペクトは2.35:1となった。また最終的にスーパー35方式へと変貌を遂げることになる。『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』はスーパースコープ方式を採用していないが、スーパースコープと称して2.00:1アスペクトで上映されている(スコープサイズ上映に対応した劇場/一般劇場ではビスタサイズ上映)。但し、フォーマット変換を念頭に置いて撮影されていなかったため、2.00:1にトリミングされたフレーミングや構図に問題があり、1.85:1ビスタサイズが適正とされている。
DISC & FILM SPECS
Title | INVASION OF THE BODY SNATCHERS |
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Released | Jun 25, 2024 (from Kino Lober) |
SRP | $39.95 |
Run Time | 80min |
Codec | HEVC / H.265 (Resolution: Native 4K / DOLBY VISION / HDR10 compatible) |
Aspect Ratio | 1.85:1 |
Audio Formats | English DTS-HD Master Audio 2.0 Mono (48kHz/24bit) ※other format(s) TBA |
Subtitles | English SDH ※other subtitle(s) TBA |
タイトル | ボディ・スナッチャー/恐怖の街 |
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年 | 1956 |
監督 | ドン・シーゲル |
製作 | ウォルター・ウェンジャー |
製作総指揮 | ウォルター・ミリッシュ |
脚本 | ダニエル・メインウェアリング サム・ペキンパー《原作》ジャック・フィニイ |
撮影 | エルスワース・フレデリックス |
音楽 | カーメン・ドラゴン |
出演 | ケヴィン・マッカーシー ダナ・ウィンター キャロリン・ジョーンズ ラリー・ゲイツ キング・ドノヴァン ジーン・ウィルス |
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