final（ファイナル）では、声への集中力が高まる学習専用イヤホン「STUDY 1」の一般販売を開始する。定価￥2,980（税込）で、3月14日（木）のリリース予定だ。
STUDY 1は、ファイナルと九州大学大学院芸術工学研究院 河原一彦博士との共同研究で開発されたモデルで、「話し声を聞き取りやすくする」物理特性の研究の成果として誕生した。主観評価実験の結果、STUDY 1は、「会話をどれだけ正しく聞き取れたかの正答率」が、他社音楽用イヤホンに比べて高いことが、統計的仮説検定で確認されたそうだ（下図参照）。
STUDY 1は人の声が聞き取りやすい音響設計により、オンライン授業や英会話トレーニングなどで、学習への集中力を高めることができる。さらに、ハンズフリーマイクを搭載しているので、通話やWEB会議等にも幅広く使えるだろう。
STUDY 1は2022年に発表され、final公式ストアやAmazon、楽天市場内ストアなど、直売系ストアのみで販売されてきた。しかしコロナ禍以降、オンライン会議や学習塾などでの利用機会が増えて人気が高まったほか、最近ではオーディオブックなどで使う人が増えていることから、家電量販店やイヤホン・ヘッドホン専門店での一般販売を行うことにしたそうだ。
「STUDY 1」の主な特長は以下の通り。
●話し声を聞き取りやすくする音響設計
●長時間使用を考慮した「ソフトタイプイヤーピース」を採用
●独自のイヤーピーススウィングフィット機構
●ハンズフリーマイク搭載
●柔軟で太めのケーブルを採用
「STUDY 1」の主なスペック
●使用ドライバー：6.4mmダイナミック型
●感度：98dB/m/W
●インピーダンス：16Ω
●コード長：1.2m
●ケーブル：OFCケーブル
●重量：15g
