ジブリパークは、来る3月16日(日)に新しいエリアとなる「魔女の谷」をオープンする。それに先立ち、2月末に「魔女の谷 メディア向け内覧会」が開催された。

 先にその内覧会に同行してくれた潮晴男さんによる、映像展示室「オリヲン座」のインプレッションリポートをお届けしたが、もちろんジブリパーク内のその他のエリアについてもしっかり取材をしてきたので、以下で詳しく紹介したい。

 まず新たに開園した「魔女の谷」は、“魔女” が登場するスタジオジブリ作品をイメージしたエリア。具体的には、『魔女の宅急便』の「グーチョキパン屋」や「オキノ邸」、『ハウルの動く城』の「ハッター帽子店」や「ハウルの城」、『アーヤと魔女』の「魔女の家」といった建物が並び、それぞれの室内も作品世界をリアルに再現している(内部の小物類は、自由に触っていい)。なお「グーチョキパン屋」では実際にパンを、「ハッター帽子店」ではオリジナルの帽子やキャンディを購入可能だ。(取材・文:泉 哲也)

画像: 「魔女の谷」の中心に建つ「グーチョキパン屋」(右)と「ハッター帽子店」(左)

「魔女の谷」の中心に建つ「グーチョキパン屋」(右)と「ハッター帽子店」(左)

画像: 『魔女の宅急便』で主人公のキキと黒猫ジジが暮らした「グーチョキパン屋」。1Fではバゲットやういろうカヌレなどの様々なパンを購入可能

『魔女の宅急便』で主人公のキキと黒猫ジジが暮らした「グーチョキパン屋」。1Fではバゲットやういろうカヌレなどの様々なパンを購入可能

画像: 「グーチョキパン屋」の2Fには、キキの屋根裏部屋が物語と同じように再現されている。トランジスタラジオからはあの名曲も

「グーチョキパン屋」の2Fには、キキの屋根裏部屋が物語と同じように再現されている。トランジスタラジオからはあの名曲も

画像: キキの実家「オキノ邸」は、ガレージを備えた2階建て。広い庭園には四季にちなんだ花や草が植えられている

キキの実家「オキノ邸」は、ガレージを備えた2階建て。広い庭園には四季にちなんだ花や草が植えられている

画像: 「オキノ邸」1Fの「魔女の店」は作品世界でキキのお母さんが薬を作っていたスペースで、実際にドライフラワーや生花が置かれている

「オキノ邸」1Fの「魔女の店」は作品世界でキキのお母さんが薬を作っていたスペースで、実際にドライフラワーや生花が置かれている

画像: 「オキノ邸」の居間。家族3人が実際に生活しているような空間が再現されている

「オキノ邸」の居間。家族3人が実際に生活しているような空間が再現されている

画像: オキノ氏は音楽好きだったらしく(?)、リビングの棚にはラジオ一体型レコードプレーヤーとLPが置かれていた

オキノ氏は音楽好きだったらしく(?)、リビングの棚にはラジオ一体型レコードプレーヤーとLPが置かれていた

画像: 「ハウルの城」は2階建てで、近づくとかなりの迫力に圧倒されるはず。写真正面、ドアの上にあるふたつの突起は時間が来ると回転したり、スチームを吹き出すなどのパフォーマンスを展開

「ハウルの城」は2階建てで、近づくとかなりの迫力に圧倒されるはず。写真正面、ドアの上にあるふたつの突起は時間が来ると回転したり、スチームを吹き出すなどのパフォーマンスを展開

画像: 「ハウルの城」の1F、入口を入ったスペースには、カルシファーの炉や流し台を備えた居間が広がる

「ハウルの城」の1F、入口を入ったスペースには、カルシファーの炉や流し台を備えた居間が広がる

画像: 暖炉の前の椅子にはソフィーの帽子も置かれている。この帽子も自由にかぶってかまわないとのこと。写真には写っていないが、天井に吊られた照明には蜘蛛の巣がまとわりついていた

暖炉の前の椅子にはソフィーの帽子も置かれている。この帽子も自由にかぶってかまわないとのこと。写真には写っていないが、天井に吊られた照明には蜘蛛の巣がまとわりついていた

画像: 居間のテーブルには様々な書籍やアイテムが置かれており、これらにも自由に触ることができる

居間のテーブルには様々な書籍やアイテムが置かれており、これらにも自由に触ることができる

画像: 『アーヤと魔女』に登場した「魔女の家」は、入口を通ってすぐの位置に建つ

『アーヤと魔女』に登場した「魔女の家」は、入口を通ってすぐの位置に建つ

画像: 魔女ベラ・ヤーガの作業部屋には、多くの道具、薬草、ヘビの皮(!)などが雑然と置かれている。工具は固定されていて動かせませんでした

魔女ベラ・ヤーガの作業部屋には、多くの道具、薬草、ヘビの皮(!)などが雑然と置かれている。工具は固定されていて動かせませんでした

画像: 主人公アーヤの寝室。現地を訪れた際には、ベッドの下や壁に設けられたのぞき穴もチェックして下さい

主人公アーヤの寝室。現地を訪れた際には、ベッドの下や壁に設けられたのぞき穴もチェックして下さい

画像: 移動遊園地をイメージしたというメリーゴーランドも設置された。スタジオジブリ作品に登場するキャラクター(動物たち)や乗り物をモチーフにしており、それらに乗って楽しむことができる。背景音楽の「人生のメリーゴーランド」は久石さんによるアレンジとか

移動遊園地をイメージしたというメリーゴーランドも設置された。スタジオジブリ作品に登場するキャラクター(動物たち)や乗り物をモチーフにしており、それらに乗って楽しむことができる。背景音楽の「人生のメリーゴーランド」は久石さんによるアレンジとか

画像: 『天空の城ラピュタ』の世界をモチーフにしたフライングマシンは、3〜12歳までの子供向けで、大人は付き添いの場合のみ搭乗可能

『天空の城ラピュタ』の世界をモチーフにしたフライングマシンは、3〜12歳までの子供向けで、大人は付き添いの場合のみ搭乗可能

画像: 「魔女の谷」のどこかに居る、犬のヒン(『ハウルの動く城』のキャラクター)

「魔女の谷」のどこかに居る、犬のヒン(『ハウルの動く城』のキャラクター)

画像: 「魔女の谷」の入口。『アーヤと魔女』のベラ・ヤーガの巨大な口(門)がお出迎え

「魔女の谷」の入口。『アーヤと魔女』のベラ・ヤーガの巨大な口(門)がお出迎え

 3月入場分からチケットがリニューアルされ、複数エリアで一体となった形式に変更されています。チケットは予約制で、毎月10日14:00発売。3月10日(日)14:00に5月入場分が発売予定。Boo-Wooチケット、ローソンやミニストップ店頭の「Loppi」、ローチケWEBで購入可能です。

※チケットの詳細はこちら → https://l-tike.com/bw-ticket/ghibli/ghibli-park/

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